テイラーメイドでの食事提供をするための約束食事せんの作り方

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2011/02/07 00:31:52

たびたびの質問で失礼します。

遅まきながら、2010年版日本人の食事摂取基準を受けて、約束食事せんを
見直すことになりました。

私どもの勤務している病院は、慢性期病院ですので、何年もの長期入院加療を
されている患者さまも多くいらっしゃいます。
そのため、「治療とともに生活の場でもあることを忘れないように」との配慮のもと、
患者さまの嗜好に合わせてテイラーメイドで食事の提供をさせていただいています。

しかし、このテイラーメイドが曲者で、患者さまの食欲にあわせて、
主食やおかず類の1/2量、1/3量にはじまり、
プリン、アイスクリーム、ゼリーなどの補助食品も患者さまの嗜好に合わせて
医師から食事せんが発行されます。

そのため、患者さまの約半数が正確には約束食事せんに記載されている
食品構成に沿わない状態となっています。
それを受けて、監査を心配する献立担当者から
毎回、「この食事は献立がいるのか?いらないのか?」と議論が持ちかけられます。
加算の場合は、補助食品がついた場合、献立を作るのは当たり前ですが、
非加算の場合に、毎回「どうするの?」と1時間近い議論になるため、
非常の効率が悪いのです(涙)。

そこで、約束食事せんにハーフ食を用意しようかという案も出ましたが、
院長に相談したところ「現在だって1/2、1/3量と書けば対応してくれるのだから、
医師たちは”ハーフ食”なんて、使わないのではないか?
そうなると、ハーフ食を作っても仕事が増えるだけで意味がないのではないか?
それに、現在、テイラーメイドで対応できているのに、全員を満足させる
ハーフ食の案なんて、出せるのか?全員一緒になんてできないと思う。
そもそも、患者さまのために、テイラーメイドで食事を出しているのに、
監査でひっかかかると言うならば、監査員にボクから文句をいいます」と言われました。

私も、厨房のマンパワー的にも、今のところ大きな混乱は起きていませんので、
患者さまにテイラーメイドで食事を提供することは「物理的には」難しいことでは
ない状態ですので、院長のいう現状のままのテイラーメイドでの食事提供を
続けることが理想的だと思っています。

でも、毎日のように1時間以上、「どうするの?」の議論をされては、仕事に障ります(号泣)。

そこで、できれば、現在のままテイラーメイドを続けることができて、
献立展開の負担を減らすような約束食事せんを作成したいのですが、
「テイラーメイドのため、約束食事せんに掲載されている内容以外の
 食事を提供する場合もある」ことをどのように記載すればよいのでしょうか。

もし良い案があれば教えてください。
よろしくお願いします。

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