これが現実

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2008/12/03 14:44:14

 今年の夏から病院勤務している管理栄養士です。将来的には老人ホームなどの高齢者福祉で働きたいと考えています。

 現在の病院の入院患者は9割が高齢の方です。ペースト食を含め経口的に栄養摂取できる方は約半数。残りの半数は経管栄養か静脈栄養です。
老人食では嚥下の問題、食欲低下から、摂取量が低下し濃厚流動、経管栄養へ摂取形態レベルが落ちていきます。

先日から食欲がさっぱり低下した91歳患者様ですが、ペースト食にエンシュア1缶で対応していました。摂取量は3口~2/3とエンシュア1缶です。
ただ、摂取が完了するまでには45分程度かかり、介助者にとっては負担な様子です。

今日、婦長から「鼻腔栄養でいくから」といわれました。

私として、時間はかかるものの嚥下に問題はないようだし、食事中はうつろになるものの、食事前には食事をとろうとする様子(昼しか見ていませんが)から、経管にしてしまうのは…という気持ちです。

91歳…。もうそんなに食べれなくなってきているんだと思います。また今は食欲が低下しているだけなのかもしれません…
うまく書けないですけど、経管で生きながらえても…って気がしてしまいます…。

経管や静脈栄養で会話ができる方は「食事が食べたい」と訴える方もいます。
それを思うと、この状態で経管にしてしまうのは残念です。

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