経管栄養で短腸症候群?の患者さんの下痢について

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2012/03/15 21:30:05

初めて質問させていただきます、Karenと申します。
療養病棟のある病院に勤めています、一年目の新人管理栄養士です。

最近入院されてきた患者さんに、経鼻経管栄養で短腸症候群?(残存小腸1m90cm)で粘性の下痢がみられる方がいます。

入院後何日かしてから乳糖不耐症であることがわかったので、乳糖を含有していない栄養剤に切り替えたのですが、下痢は全く改善されません。
「ならば半固形化してみよう!」と考え、現在使用している栄養剤に増粘剤を使用してみました。が、規定量の増粘剤を使用しても相性が悪いのかうまく固形化されません(少しとろみがつくくらいです)。そして下痢も改善されていません。
投与速度は、先に追加水200mlを30分かけて入れ、その後栄養剤200ml(300kcal)を2時間かけて投与しています。

そこでいくつか質問です。

(1)この下痢の場合、栄養剤を半固形化するのは有効か?

(2)増粘剤を増やせば栄養剤は固まってくれるのか?

(3)下痢の原因はやはり吸収不良でしょうか?それであれば、どのようにしたら下痢を止められるでしょうか?

(4)そもそも経鼻で半固形化栄養剤を使用しても大丈夫か?(詰まったりしないものか?)チューブの太さは12Frです。胃ろうでは経験があったのですが、経鼻でのケースは初めてです…。

質問が多くて大変申し訳ありません。
どれか一つでも結構ですので、ご経験のある方がいらっしゃいましたらご教示いただきたいです。
お尻もただれてきて一日でも早く下痢を止めたい状況です。
どうぞよろしくお願い致します。


追記
確かツインラインは使っているはず…と思って薬剤科に質問したところ、以前は使ったことがあるが現在は消化態栄養剤・成分栄養剤ともに扱っていないとのことでした…。
そうなるとこれ以上栄養剤でなんとかしようというのは無理…でしょうか?

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