日頃の業務お疲れさまです。
さて、金曜日に厨房の新人(54歳)が『明日から来れない』と泣いていました。5月1日から来られたばかりです。
早番に先生を付けて教わりはじめ、3週間経った先週月曜日から1人で早番(先生ではないですが、早番2人なので相方はおります)を取り組んでもらっていましたが、当然まだまだ100%の仕事はできません。及ばない部分のサポートはしてきたつもりでしたが、『100を求められているプレッシャーに耐えられない』『帰宅して何もやる気がしない、鬱のようだ』とのことでした。
ゆっくり教えられるような環境ではありませんでした。2欠の状態で、出勤した全員が残業しないとどうにもならない時にやっと入られた新人です。調理という仕事が初めてで、正直、年齢の割には家でも料理をされていない方でした(煮物に使う調味料の想像もできない程度)。それでもウチの上司の考えで、先生が付けられる期間は1ヶ月とされています。あとは仕事をしながら教われというスタンスです。その1ヶ月で、早1、早2、遅、日勤を教えるように言われたのですが、そもそも人員不足で遅番がおけない状態でしたので、せめて早1、早2を教えて1人で動いていただきながら、2ヶ月目から遅が置ける日に先生をつけて覚えてもらうよう上司を説得して、進めていく予定としていました。本人にも一応説明していました。
『教えてもらえない』と言われて泣いていたんですが、『ひとつひとつ聞くのも怖くて、申し訳なくて』とも言われていました。分からないことは聞いてください、と声かけはされていましたが、萎縮してしまって質問しない…質問しないから分からないままで作業が進まない…作業が進まないから先輩に大きな声だされて萎縮して…の悪循環。頑張りたい気持ちはある方だったので、やらなくちゃという責任感も相まって、受け流しきらなかったのかなと思います。
とにかく、怖い、と言われました。
前の職場でも、厨房の人たちは怖いとか、厨房にはキャラの強い人しか残らない、とか言われていた気がします。人員が足りていない厨房で、新人に優しく(?)追い詰めて辞められないように教えていくのって、どうしたら良いのでしょう。
厨房のベテランたちは、そもそも自分たちが先生をつけて教えてもらえるなんて時代じゃなかったので、分からないことは聞く!ウザがられても分かるまで聞く!というやり方で勤めてこられてるので、教えてくれるというスタンスの方だと冷たく感じるのでは、とも思います。辞められる新人の気持ち全てを理解は出来ないんですが、別の新人が入ったときに同じことを繰り返すわけにもいきません。どこを反省すべきなんでしょう。
調理、で想像されるより何倍も大変な職場ですよね、厨房て。勤続されるかたも、退職されるかたも、【調理】って【料理が出来れば誰でも良い】と思われがちだけどそうじゃない、と言われます。私もそう思います。それが上司には伝わらないし、理解してもらえない…。それでも、栄養士がなんとかしなくてどうする、なんて漠然とした指示をしてくる上司。
調理の求人で来た新人がぶつかる想像と現実のギャップ、栄養士の私が対応できる部分てどこなんでしょう。
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