私は、保育園で栄養士をしており、今年の2月で1年が過ぎようとしています。
園では1歳から就学前のこどもを受け入れています。
今年度より園長が変わり、ある保育思想のもと育児担当制を取り入れていましたが、今年度は様子見でしたので、来年度より本格的に実践していくようです。
そこで、園長の1歳から2歳の食事の考えに疑念があり、皆様のお考えをお聞かせください。
園長の考えは下記の通りです。
1.
こどもの集中力は長く持たないので、食事は15分で終わる食事が良い。
30分食事にかかっていたものが15分になれば保育に時間が多くとれる
2.
口腔内が未発達の乳児は食事はカレーライスのようにあまり噛まずに無理なく食べられるものが望ましい。
おじやをき基本として、肉・魚や野菜を細かくしてご飯に混ぜて煮たもののほうが、効率よく栄養摂取できるし、とにかく早くてよい
3.
米も肉魚、野菜もずべて混ぜてしまうと、個々の素材を味わう機会が少なくなってしまうのではないか。
また白米を食べておかずを噛んで食べることで口内調味ををして味覚を育てるのではないか・・・との質問には、こどもはそんなに馬鹿ではないとのお答え
4.
おじやにした献立は米の量が減ってしまうので目標栄養量が少なくなってしまうのですが、その疑念に対しては、献立は今まで通りにして調理の段階でおじやに変更すれば良いとのこと。
しかし、栄養摂取目標量と実態の栄養量は剥離が発生します。それに関しては、1gあたりのカロリーが高い脂をとれば食べる量も少なくて済むし効率的でしょうとのことでした。
(乳児は内臓機能も未熟ですし、脂で調節とはちょっと違うのでは・・・
と思います)
これでは家庭で幼児食を食べているのに、園では離乳食の形態に戻ってしまいます。咀嚼の大切さを無視して、早く食べることだけが1人歩ききしているようで、今後のこどもの成長や健康が心配でなりません。
保育士の方々も、このおじや給食には反対しています。
しかし園長の保育方法を取り入れるには、おじや給食を実践して時間を作らなければ確率しません。
私はまだまだ保育園の栄養士としては未熟です。みなさまの保育園での経験や食事の内容、医療関係、子育ての経験でもかまいません。
この園長の食事の考えについて、幅広くご意見いただき、参考にしていきたいのです。
よろしくおねがい致します。
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