最新の急性腎不全の食事療法について
最新のガイドラインを知りたいのですが
日本腎臓病学会のHPに
AKI(急性腎障害)診療ガイドライン2016というものがあり
https://cdn.jsn.or.jp/guideline/pdf/419-533.pdf
その序文に急激な腎機能低下を伴う病態は
急性腎不全として認識されていたが
急性腎障害という新たな概念が提唱された。との記載があります。
またその中に栄養療法については以下の通り記載があります。
■エネルギー摂取量 20~30kcal/kg/日
■蛋白質
・透析を必要量とせず異化更新状態であるAKI患者の場合
0.8~1.0g/kg/日
・CRRT(持続的腎代替療法)を行い以下更新状態にある患者の場合
最高1.7g/kg/日
【質問】
急性腎不全(急性腎障害)の栄養療法と言ったら
この内容が最新のものと判断して良いのでしょうか?
看護学校の講師として授業をしなければならないのですが
教科書の記載は全く異なりどちらが正しい栄養療法か分からなくて困っています。
ちなみにこの教科書はミスが数か所見つかっており信頼性が薄い状況です。
≪教科書の内容≫
・エネルギー 35~40kcal/kg/日以下
・蛋白質
一般的には 1.0g/kg/日
透析併用中 0.9~1.2g/kg/日
・食塩制限 6g/日を目標(浮腫や高血圧の程度により加減する)
・水分 尿量+不感蒸泄+腎経路外からの損失分
・血清カリウム 5mEq/L以上の時 カリウム制限
6mEq/L以上の時 カリウム交換樹脂を用いる
以上よろしくお願いいたします。
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