情報 高温の給食用みそ汁入り食缶を1人で運んだ小5、バランス崩し重いや

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2021/06/26 16:13:21

高温の給食用みそ汁入り食缶を1人で運んだ小5、バランス崩し重いやけど…市に賠償命令
2021/06/26 15:36
 埼玉県加須市立騎西小学校で2017年6月、当時5年生の男子児童が給食の運搬中にやけどを負ったのは学校の安全管理が不十分だったからとして、父親(52)などが加須市に治療費など約793万円の損害賠償を求めた訴訟で、さいたま地裁は25日、市に約298万円の支払いを命じる判決を言い渡した。市側は事故の未然防止措置が不十分だったと認める一方、児童にも一定の過失があると主張し、訴訟は過失の相殺が争点となったが、斎藤清文裁判長(沖中康人裁判長代読)は「原告に落ち度があるものではない」と判断した。


 訴状などによると、児童は一緒に給食を運ぶはずだった別の児童が不在だったため、高温のみそ汁が入った約10キロの食缶を1人で配膳室から教室まで運搬。途中でバランスを崩してみそ汁がこぼれ、左足に重いやけどを負い、痕が残った。訴訟で市側は、児童が危険性を理解した上で1人で食缶を運んでおり、一定の過失があると主張していた。

 判決は「危険を理解することができたとしても、事故時には2人で運ぶなどの対応は困難」として、児童には過失がないとした。

 父親は判決後、報道陣に「子どもに責任があるという市の主張は到底受け入れられるものではなかった。判決は妥当だ」と語った。

 市の担当者は「判決については確認できていないので、お答えできない」とコメントした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210626-OYT1T50116/?fbclid=IwAR1iPU076-i1R5fjbuaFjRIUi7BvfbrHO5-yBVSRHQd4sZsUGx8FSAEZyYU

【追記:2021/06/26 20:04】
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給食当番活動1
〇 給食当番活動を手際よく行わせるためのポイント
・ 給食当番の児童生徒は、身支度に取りかかる前にトイレを済ませるようにさせておく。
・ 手洗いは、給食当番の児童生徒を優先させる。
・ 給食当番の役割は、必ず事前に決めておき、発達段階に合わせて役割の内容が具体的にわかるようにしておく。
・ 小学校低学年では、給食当番の身支度の順序や、身支度に必要なものなどをイラストや写真を使ってわかるようにしておく。
・ 準備の目標時間を、発達段階にあわせて給食時計やタイマーなどを使って示す。
・ 給食前の授業が、特別教室からの移動、実験実習で片付けや着替えが必要など、準備の時間が短くなりそうな場合は、次のような工夫をして給食の時間の確保に努める。
・ 給食当番の児童生徒を先に教室に帰し、片付けを当番以外の児童生徒で行わせる。
・ 教室を移動する前に、戻ったら給食の準備が出来るように配膳台等用意させておく。
〇 当番以外の児童生徒
・ 給食の時間のルールをつくり、みんなでルール守ることができるようにさせる。
・ 役割が終わったら静かに座って待つなどルールを決めておく。
・ グループづくり、ごみ拾い、配膳台準備、机の消毒、窓を開けての換気など、役割を分担させる。
・ 休憩時間ではないので、手洗いやトイレ以外で教室を出させない。
・ 当日の食器の配膳表を確認し、正しく配膳して待つ習慣を身に付けさせる。

給食当番活動2
〇 清潔な準備をするためのポイント
・ 健康状態(下痢、嘔吐等、手指の傷)を報告させるとともに、体調が悪い場合は交代させる。 ・ 身支度の前にトイレを済まさせる。
・ 洗濯された清潔な白衣(エプロン)を使用させ、白衣(エプロン)を床 に置いて着替えたり、たたんだりさせない。
・ 髪の毛は帽子(三角巾)の中にきちんと入れて着用させる。
・ 給食当番が気をつけることがわかるように、掲示したり、発達段階にあわせて指導する時間を作ったりする。

 https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/51029.pdf

【追記:2021/06/28 01:52】
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給食当番表で初任者教員にオススメなのは、これ!【給食ルールも】

 https://hiyokkonote.com/school-lunch/

給食指導 完ペキマニュアル
好評3刷インタビュー掲載中
辻川 和彦 編著
給食指導を制する者が、学級を制す
給食指導は、校内研修等で取り上げられることはほとんどないため、なんとなくで指導が行われているケースもあります。しかし、給食の時間をおろそかにすると荒れにつながる可能性もあります。本書では、システムづくりから、アレルギーへの対応までを網羅しました。

【追記:2021/06/28 01:53】
まえがき
毎日行われている教育活動
 小学校や中学校で,遠足や運動会などの特別な日以外は,毎日行われている教育活動があります。
 毎年,基本的に同じことの繰り返しなので,初めて取り組む1年生以外は特に指導しなくてもなんとなくできてしまいます。
 そのため,「できて当たり前」と捉えられがちで,ていねいな指導がなされていないこともあります。
 この教育活動は,何だと思いますか?
 それは,掃除と給食です。
 毎日,当たり前のように繰り返されている学校掃除や学校給食ですが,次のような問題点があります。

教師間で研修をすることがほとんどない
 教科指導と違って,校内研修で掃除や給食を取り上げて研修をしたり,お互いの指導の仕方を検討したりすることはありません。
 それは,教師であれば知っていて当然という前提があるのかもしれません。しかし,初任者はもちろん,ベテラン教師の中にも正しい掃除の仕方や食事のマナーなどを知らない教師もいるのです。
 だから,掃除や給食の指導があいまいだったり,うまくいかなくても「こんなものだ」と思ってだれに相談することもなく,そのまま続けていたりすることがあります。
 その教師にしてみれば,「教科指導でさえ大変なのに,掃除や給食のことまではとても手がまわらない!!」というところかもしれません。
 しかし,教師が知らなければ,子どもに教えることも,子どもの間違いを正すこともできません。

子どもたちが同時に別々の動きをしている
 正しい掃除の仕方や食事のマナーを知っていても,それだけで子どもたちを動かすことはできません。
 掃除や給食が教科指導と違うのは,教室の内外で子どもたちが同時に別々の動きをしていることです。
 かぎられた時間の中で多人数の子どもたちがばらばらに動くわけですから,ちょっとしたことで様々なトラブルが発生します。
 時間内に,トラブルなく掃除を行い給食を終えるには,意図的なシステムが必要です。
教師の意識が低い!?
 

【追記:2021/06/28 01:53】
初任者であっても食育やマナーのことをよく知らなくても,学級担任であれば給食の時間は毎日おとずれます。
 「給食の時間なんて,単に盛りつけて配膳して食べるだけ。その間に宿題やテストの丸つけをしなきゃ」という教師もいることでしょう。
 たしかに,給食の時間は他教科の時間ほど大事にされていないのかもしれません。忙しい担任はちょっとの時間でも宿題やテストの丸つけに活用したい気持ちもわかります。
 しかし,給食の時間には,正しい盛りつけや配膳の仕方,食べる際のマナー,給食中の事故や食物アレルギーの対策……等々,指導したり配慮したりすることがたくさんあります。
 特に,食物アレルギーについては,よく知らなかったり,いざという時の対応もわからなかったりという教師がまだまだ多いのが現状です。

本書の特徴
 今回,刊行する
 『給食指導 完ペキマニュアル』
は,給食指導の正しい知識や基本的なシステムを押さえ,当たり前すぎるくらい当たり前なことから解説をした書です。若い教師にもわかりやすく書かれています。
 給食の時間における担任の指導すべき内容や心がまえを1冊にまとめています。(専門的な内容については,紙幅の関係もあり,教師としてひと通り知っておいてほしいことに絞って掲載しています)
 今まで,給食指導をあまり意識していなかった教師にとっても,あらためて自分の指導を見直すことができます。
 

【追記:2021/06/28 01:53】
担任が取り組むべき給食指導について,この1冊があればOK!と言えるものです。
 また,給食は子どもたちにとって学校の活動の中でも「楽しみ」なことの1つです。指導すべきことはたくさんありますが,そればかりやかましく言っていては,「楽しさ」が失われてしまいます。
 「マニュアル」と銘打っていますが,本書は,数々の多彩なアイデアも掲載しています。
 給食指導に困っている教師や,楽しく取り組ませたい教師にとって,すぐに試したくなる事例をたくさん取り上げています。

 本書が,楽しい給食指導の一助となれば幸いです。

   /辻川 和彦

 第1章 給食指導のシステムづくり
第2章 正しい給食指導のポイント
第3章 学年別 給食指導のポイント
第4章 給食指導をさらに円滑にするアイデア
第5章 教師が身につけておくべき対応術

https://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-287514-4

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【追記:2021/07/17 20:43】
給食運搬中にみそ汁でやけど、男子児童側に市が賠償…「学校の指導に不備」
2021/07/17 20:24
 埼玉県加須市は16日、市立小学校の男子児童が給食運搬中にやけどを負ったことを巡る損害賠償訴訟の判決を受け、児童側に約298万円を支払ったと発表した。市学校教育課は「当初から学校の指導に不備があったと考えており、市の主張もある程度認められたため、判決を受け入れた」としている。

 同訴訟は、2017年6月に市立騎西小学校で男子児童が給食の運搬中、バランスを崩して高温のみそ汁がこぼれ、足に重いやけどを負ったことを巡り、児童の父親などが市に治療費などを求めて起こした。さいたま地裁は今年6月25日、市に約298万円の支払いを命じる判決を言い渡し、市は控訴しなかった。


https://www.yomiuri.co.jp/national/20210716-OYT1T50389/?fbclid=IwAR0U15zC0fvNhSY1kaoZ29QMnp3Xx2bgyrpe_bJ0PHbR_a1NUDhoTUSA1dI

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