私は特養に務め、献立作成に携わっています。特養の献立だけでなく、同法人内にある児童発達支援事業、訪デイ事業を行っている施設の献立も作成しています。
まず、特養と児童施設の献立作成の背景から説明いたします。
厨房は児童施設にはなく、特養の厨房のみで、特養、児童施設の食事を調理し提供しております。
厨房設備も、コンロが3つ、小さいスチコンが1つの小さな厨房です。
献立作成にあたり、月に1回、私、委託栄養士、児童施設の副園長の3人で献立会議を行い、話し合いを行っております。
特養は高齢者、児童施設は幼児が対象のため、ニーズが異なるため、特養とは別献立を作成してほしい、幼児が食べない・食が進まない食材は使用しないでほしい、と副園長より要望が上がっています。
いままでは児童施設の献立は昼食のみの配食のため、特養の昼食を児童施設の要望に寄せたり、メインのみ味付けや調理方法を特養とは変えて提供しておりました。しかし、それでも、お気に召さないようです。
私の意見
前提、障害を抱える子供に偏食・食への支援への困難があることは理解しております。
しかし、調理作業場の少ない厨房のため、すべての調理方法を変えるのは難しく、現在のようにメインのみが限界のように考えています。
また、家庭では食べない、施設でも食べないからといって、NGとしていては、あらゆる食材に慣れるなどの食育にならないのではないか。今はNGとなっているため、給食で出ないが、卒園後の特別支援学校では食べないから・これが食べたいからとわがままは通用せず、給食でのギャップが生じてしまうのではないかと食育の面で危機を感じております。
そこで相談ですが、
児童発達障害を抱える児童・幼児の食事支援について何か工夫されていることがあれば、教えてください。
また、このような児童・幼児に対し、食べないからと使用しないで好きな食材・食べられるのみで献立作成することが本当に児童のためになっているのか、皆さんの意見をお聞きしたいです。
ニーズが異なるがゆえに頭を抱えております。よろしくお願い致します。
※こちらの質問は投稿から30日を経過したため、回答の受付は終了しました
0人が回答し、0人が拍手をしています。