利用者様の食事形態について方向性がわからなくなってしまいました・・・

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2011/07/01 01:04:05

特養の施設栄養士です。

とある利用者様の食事形態について、どのような方向性で進めてよいかわからず困っております。

1年半前入所された方で、70代の男性、糖尿病をお持ちであり、入所当時は肥満の域でした。自宅から来られた方で、苑の食事を召し上がれば糖尿病の経過も良くなるかも・・・と特に糖質制限は行ってませんでした。また、歯が無く、義歯も拒否が強いので刻み食で提供していましたが、半年後くらいに消化不良の排便が続くとのことで極小刻みに変更しました。

食思はあるので、全量摂取出来ていたのですが、それにも拘わらず体重減少がどんどん進んでいきました。もともと肥満であったのでさほど注意はなかったのですが、5月末に血液検査を行ったところ栄養状態・・・特にアルブミンが3を切っていました。消化不良の排便がまた続くことと、栄養状態が悪いことがあったのでミキサー食に切り替え、またたんぱくを上げるために卵を付加したのですが、栄養状態が悪いせいか、本人様も活気がなく、2週間後の血液検査も改善が見られませんでした。

また、介護士から「喉辺りでひっかかることが多くて、食事に時間がかかりなんとか10割食べてもらってる状態なので、ゼリー食も検討してほしい」との報告があり、私も実際何度か食事介助をしたところ、何より本人様が顔をそむけることが多く、活気もないのでゼリー食に切り替えて様子を観たいと看護師に報告したところ、

「●●さんはまだ若いし、100歳の呑み込み悪い利用者さんのゼリー食と意味合いが違う。●●さんはまだ食事出来るのにゼリー食までレベルをわざわざ落としてどうするの?!ちゃんと●●さんを理解しているの?」と意見がありました。

その利用者さんは、自分からお話しされることが難しく、会話も難しいのですが、(好きとか嫌いとか意思表示は日によって可能なときはあるそうなのですが・・・介護士も難しいと言っています。)しかし、看護師さんは●●さんとお話ししないと。とおっしゃられます。

何を優先して物事を進めたらよいのかわからなくなってしまいました・・・

私だって形のあるものを食べてほしいという気持ちはあります・・・><

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