高齢者のPEG増設&栄養管理について

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2012/06/25 19:14:18

いつも拝見し、勉強させていただいているbazuと申します。
長文になってしまったことを先にお詫び申し上げます。

今の職場(急性期の個人病院)に変わり1年がたちました。
高齢者の栄養管理に頭悩ませている毎日です。

それまでは県内でも大きい病院に勤めており比較的若い層で食事治療に取り組んでいました。

今までに経験のない職場環境に皆様のお力をお借りしたいと思っています。

一つ目の大きな壁はPEG増設の本来の目的が大きくずれていることです。
PEGとは経口摂取できるようになるための架け橋のはずが、当院では最終手段となっているのが現状です。

食事摂取ができず、施設へ送るためにPEG増設を行う。

対象者80歳を超え家族からすれば、介護疲れもあり、PEG増設し延命を望まない家族も少なくありません。
なんか悲しい現状です。

また増設しても、必要量を算出し提案したところで
医師からはそれより少ないEN投与量で指示が来ます。
理由は少ない方が長生きするからと言われました。

それに対してこたえることができませんでした。
私の計算方法としては

ハリスベネゼクトの式×0.9(日本人に合わせています)

で基礎代謝を計算しています。
それに、活動係数1.0(寝たきりのため)×ストレス係数(発熱・疾患を考慮)
自分では最小限の投与量で計算しているつもりです。
しかし、寝たきりのため体重は測れず、身体測定が正式の値でないため、本当にこの式で出た数値があっているのか自信がないために、医師にこたえることができませんでした。

もちろんAC TSFの測定は定期的に図っていますが、上昇も低下も見られません。

栄養状態の改善が見られないのははもちろん、電解質異常、腎機能悪化、発赤程度の褥瘡も継続のままで、施設の空きがでれば送られていきます。

このままで、本当にいいのかと思う毎日です。

寝たきり高齢者のEN管理どのように皆様はされていますか?
また同じような悩みを抱えている方がいましたらお聞かせください。

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