何で栄養士になったのか分からない

誰に話すべきなのか分からず、モヤモヤしており、自分自身八方ふさがりになっている状態で、投稿しました。
自分は、委託給食会社で給食管理を4年、1度転職をして病院で栄養指導を2年やってきました。

自分が栄養士を目指したのは、大学の進路を選択する際に、何でもいいから何か資格を取りたいという気持ちからです。料理をするのは好きですが、料理をするのは気が向いた時だけで、基本的に普段は料理はしません(実家暮らしです)。また、食べる事は好きですが、何か食事にこだわりがあるとかそういうものもなく、ただ資格を取りたかったことと、偏差値もそこまで高くなく、大して受験勉強をしなくても入れそうな学部だったので選びました。
就職先を決めるときも、周りがみんな栄養士で就職先を決めていたことや、せっかく資格を取ったのだから勿体ないかなという気持ちで、栄養士として就職できる委託給食会社にしました。
委託給食時代には、自分はこの仕事結構向いているなと思っていましたが、栄養士も調理師も何の免許もないパートさんも、業務内容はほとんど同じで、栄養士にはちょっと献立作成や発注があるくらいだったので、資格を活かせているのかということを何故か疑問に思い、転職を決意しました。
転職先では、生活習慣病などの高齢者の患者さん相手に栄養指導をやっています。
しかし、2年程やってみて、栄養指導は自分には荷が重いと思ってしまっています。
大して興味があってこの世界に入ってきたわけではないのに、自分みたいな知識の浅はかな者が栄養指導をやっていいのかと、指導の回数を重ねれば重ねるほど自信がなくなっています。
勉強すればいいじゃんという話ですが、臨床や高齢者の栄養管理に興味が湧かず、勉強したくないし、でも自信もないし、という負のループ状態です。

この際、別の仕事をやってみようかと思い、在職中ですがこども園の栄養士の面接を受けました。
こども園を希望したのは、こどもが好き・なんだか楽しそう・休日や勤務時間が安定していたこと。
あとは、委託給食時代には厨房業務がそんなに苦ではなかったので、こども園ならば調理ががっつりできると思ったからです。
しかし、そちらの園は、献立は市から送られてきたものを少しアレンジする程度、給食調理は調理員のみで行うため、栄養士の調理は補助程度、発注やおたより作成など、事務作業がメインだそうです。その代わり大変食育に力を入れていらっしゃるようで、食育活動を積極的に取り入れてほしいとのことでした。また、前任の栄養士さんが退職されるそうなので、1～2か月で引継ぎをした後は、栄養士は1人になるそうです。系列のこども園がありますので、そちらの栄養士さんとは交流はあるそうです。自分は調理ができると思い面接を受けていましたので、食育活動がメインとなると、また今のように自分にはできないと重荷に感じてしまうのではないかと思います。

自分は昔から、コツコツ努力することが苦手でしたが、比較的要領がよいタイプだったので、一生懸命勉強しなくてもそこそこ成績もいいし、国試も合格してしまいました。
また、コミュニケーションは苦手な方で、なんとなくその場その場ではうまくやってはきましたが、2つの職場でプライベートで会ったりするような友人は1人もいません。学生時代の友人はいますが、友人関係は深く狭くという感じです。

要は自分は栄養士として働きたいが、栄養士として知識が求められるような仕事はしたくないのです。

食育活動となれば、当然保育士さんたちとのコミュニケーションが必要になりますし、栄養士としての知識も求められます。こども園であれば保護者との面談などもあって、栄養指導に近いようなこともしなければいけません。栄養指導をやりたくなくて逃げ出したのに、またそこで躓いてしまいそうです。内定を頂いたわけではないですが、もし内定を頂けたらどう返事するべきか悩んでいます。
未経験の身なので、採用される確率は低いかなと思っていますが…。

こんな甘々な考えで、どうしたらいいのか、もう自分では分かりません。助けてください。
またこども園に就職しても嫌になって在籍期間の短い転職ばかりが増えていくことも不安ですし、このままこの仕事を続けられる自信もありません。かといって無職という訳にもいきません。

答えが見つかる日は来るのでしょうか…
栄養士として駆け抜けてこられた方に、このような質問をしたのにもかかわらず、
励ましや喝など、丁寧にご回答いただけたこと、とても感謝しています。
改めて質問を読み返し、自分は何を言っているのかと思いました。
質問に書いた面接を受けたこども園からは、内定を頂くことができましたが、
転職するかどうかはもう少し考えて返事をしようと思っています。
転職しようがしまいが、日々勉強ということには変わりないので、
心を入れ替えて栄養士として恥じない働きができるようにしたいと思います。