夫は地方公務員です。
かなり激務です。年収はそこそこ、同年代のサラリーマンと変わらないと思います。福利厚生はサイコーでしょうね。文字通りの長く細くの商売です。
実家の親が危篤になり、日付が変わったころ永眠しました。
昨夜家族が病室に集まり看取りましたが、仕事が終わる直前に連絡が来たので、子供を学童に迎えに行って翌日のランドセルの準備を終えてからタクシーで19kmの道のりを行きました。
車を自分で出さなかったのは、ここ数日の親の状態が不安で毎晩見舞いに行って寝不足だったから。
夫は出張で不在でした。
タクシー代が高かったし帰りもタクシー使って子供寝かせながら帰りなさい、と伯母が小遣いくれようとしたとき弟が「姉ちゃんの財布には俺たちの税金が入ってるんだから甘やかさなくていい」って言ったんです。
悪いけどね。公務員も税金たんまり払ってますよ、所得税も自動車税も固定資産税も消費税も。
弟の勤務先だって国庫から援助貰ってるんですよ。私の仕事も指定施設ですから確かに私の財布にも税金入ってますけどね。
伯母がくれた小遣いだって、年金ですから税金です。
誰の財布にも多かれ少なかれ入っている税金。
民間企業にいると、公務員=税金泥棒で民間企業労働者=優良納税者、ってことになっちゃうんですかね。
身内ながら悲しい出来事でした。
小遣いは断りましたが、あとで子供が伯母から「本をたくさん読みなさい」って貰ってきてました。
ありがとうおばちゃん。
しっかり税金納めてよね、弟。
親の葬儀の日程はまだ決まってませんが、取り敢えず明日と明後日は半日でも仕事に行かないと回りません。経管栄養の納品と発注の締切なのです。一人栄養士は親の急死でも葬儀日程の合間に仕事しなくちゃならないんですよね。
私が栄養士になったこと、親はとても誇りに思ってサポートしてくれたのでしっかり勤めを果たすつもりでいますが、ここでもやっぱり弟は「冠婚葬祭に仕事をさせるなんて企業として云々」とコメント出すし。
夫まで「冠婚葬祭にも仕事の心配?」って。さすが福利厚生の館の住人です。
栄養士二人雇ったらたちまち大赤字のこの薄利多売の業界をわかってくれないなー。
親の死は、ここ一年ずっと覚悟してましたし、仕事でも散々見取りしてきましたから落ち着いて受け入れられます。こういう時だからこそ遺された我々はしっかり日常を保っていかなくちゃならない。
でも、夫や子供に何かあったら全部棄てて飛び出していきますけどね。
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