皆さまにとって印象深い言葉（お礼と近況報告）

一か月前ほど、トピックスをあげさせていただいた者です。

つわりがひどくて、モチベーションを上げたくて質問させて頂きました。
拝見して、ヒトは色々な経験や言葉でどんどん形作られるのだなぁ・・・。
としみじみ感じました。

色々な貴重な言葉を教えて頂き、早々にお礼を申し上げたかったのですが、
つわりが日に日に悪化して、仕事終了後は車を運転しながらリバース、ガリガリくんのみ食べる日々でした。

やっと落ち着いたかな、エイチエでいただいた言葉にお礼の返信をしよう！
と思っていたある日の明け方、「おねしょした？」という感覚で目覚めました。

真っ赤な血が出ていて、頭が真っ白になりました。

すぐに病院受診して、「切迫流産です、入院してください。」と。
「赤ちゃんはがんばってしがみついてくれているから、お母さんは今は横になって頑張ってください。」と言っていただき、点滴と服薬で管理していただきました。

その産婦人科の看護師さんに、ご利用者様の娘さんがいらっしゃって、一人目を出産した時にお世話になりました。
そのご利用者様は、私が出血を起こした1週間前に亡くなりました。
施設新規立ち上げ初日から入所いただいている方でした。
ターミナルケア対象者で、主治医より最期が近いと告知を受け、ご家族が交代で常に付き添われていました。
退勤前にご利用者様の顔を見よう、と思い居室に行くと、付添に看護師さんである娘さんもいらしていました。
「12月の出産時にはまた、お世話になります。」と自分の話をさせて頂き、
ご利用者様が施設でどのように過ごされていたか、いつも「ありがとう」と感謝くださり、「あんた、ええかな？」とご心配をいただいたり、ひょうきんなことを言われたり。職員から人気者であったエピソードを私の知る限り、お伝えしました。
本当に優しいご利用者様で、お年寄りとどう接したらいいのか不安でたまらなかった私に、「あんた、ええかな？かわいい顔しとる！もっとニコニコしてみ？もっとかわいい顔になる。」と話しかけてくださったこともお伝えしました。
「初めて聞いた。母がそんな風だったなんて。すごくうれしい。」と少し目を赤くされていました。
その数日後、ご家族が偶然そろわれたときに、静かに息を引き取られました。

入院当日の朝食を持ってきてくださったのは、その娘さんでした。
「え！？栄養士さん？？12月が出産でしょ？いけんわぁね、朝食配膳してから申し送りなのよ、どうしたの？」と心底心配してくださいました。
点滴していただくとき、「ご利用者様のことをばあちゃん、って言ったらダメなんだけど・・・ばあちゃんのおかげで私、施設栄養士としてお年寄りとの接し方を学ばせて頂けました。そしてそのご縁で娘さんに今、お世話になれていること、すごくばあちゃんに感謝したいです。ばあちゃんの最期、湯灌まで立ち会わせて頂けて、私、本当に感謝しています」と感情のまま、言葉にしました。
「ばあちゃん、と親しみを込めて読んで頂けてうれしいです。ありがとう。私も栄養士さんのお世話ができてうれしいよ。元気な赤ちゃん、絶対会えるよ。点滴痛いし、お腹も痛いし、吐き気が止まらないけど、がんばろう！」と励ましてくださいました。

家族、先生と優しい看護師さん方、職場の方々の協力（しっかり休んで！と言葉かけ頂きました）のおかげで、一週間で退院できました。
今は自宅安静で、7月から復帰予定です。


お礼と身の上話が混在してわかりにくい文章になりました（汗）
皆さんから教えて頂いた言葉、仕事だけでなく日常生活でもすごく励まされるものばかりでした。
返信できなかった方々に、この場でお礼を申し上げさせてください。

順調に経過してくれたらいいなぁ、とお腹をさすりつつ、母ちゃんのお腹にしがみついてくれていることを感謝しながら、日々を過ごしたいと思います。

読んで頂きありがとうございました（＾　＾）