調理員の意識について、栄養士から思うところ

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2018/07/12 11:07:26

いつもエイチエを活用させていただいております。管理栄養士として特養で働いているrinです。
みなさん、お仕事お疲れ様です。

カテゴリ違いでしたら申し訳ありません
私が栄養士として働き始めてからずっとひっかかっていることがあり、みなさまはどうお考えになられているかお聞きしたく投稿させていただきました。

私の施設では、常食・荒刻み食(一口大)・軟菜食(形はあるが荒刻みよりさらに小さくやわらかくした形態)・ソフト食を提供しています。軟菜食は、食材の切り込みの段階で細かく切っているため、他の食事形態よりも手間がかかります。今まではそこまで軟菜食を提供する人数がいなかったのですが、最近は利用者様の状態も落ちてきていることもあり、軟菜食を提供する人数が増えてきています。

そのような状況の中で「軟菜食は手間がかかるからソフト食にすればいいのに」、とか「軟菜食を減らす方法を考えてもらわないと困る」というようなことを言う調理員がいます。軟菜食を提供している人には。その形態が適していると多職種で判断し、実際に提供してみて大丈夫だから提供しているのであって、やみくもに軟菜食を増やしているわけではありません。

咀嚼や食塊形成はできるので軟菜食は食べられているのであって、それをソフト食にしてしまうと咀嚼嚥下機能はおのずと落ちることが予想されます。

調理員の言うように、手間がかかるのはわかります。その意見も聞いて、作業で簡素化できるとこや時間を詰められるところがないか調整したりもしました。
しかし、軟菜食を提供することは仕事であって、省けることではないのです。利用者様に適した食事形態で安全に食事を提供することが厨房の仕事ではないのでしょうか。
それに、調理員の意見を取り入れてメニューも見直しなどを行い、手間は省いているつもりです。
あくまで私のつもり、なのでさらに調理員は楽な方法を求めるのかもしれませんが。
でも、手間を省くことと楽をすることは違うと思うんです。

軟菜食がその利用者様に適していること、ソフト食にはできない理由などもきちんと伝えています。

どうして、食べる人のことを考えてあげられないのでしょうか。

ちなみに、調理員全員がこのような考えではありません。いわゆる、どこの職場にもいる厄介なタイプの方がこういう発言をしたりしているのですが・・・。
どこでもあることだとは承知しています。でもその人が手間を省くことにだけ一生懸命で、手間をかけてあげたいという気持ちが微塵もなく、文句ばかりいうことがどうにも腹立たしくなり、みなさんのご意見をお聞きしたいと思いました。

長文申し訳ありません
みなさまのご意見やお考えをお聞かせください!
よろしくお願いします

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