先日、うちの施設で90代の方が亡くなられました。その方は摂食・嚥下障害の「先行期」に問題があり、食べ物の認識ができませんでした。
「いちごが食べたい」と言われて、いちごを出しても「これはいちごではない」と言われて、食べられません
その間にも様々な食事形態、食事介助の方法を検討・実践しましたが、ほとんど食事は取れませんでした。
そして、体重は4ヶ月で1kg近く減少し、枯れるように亡くなっていきました。栄養士としてとても無力さを感じるケースでした。
生前確認で「経口摂取できなくなった時でも、経腸栄養はしない」というケースはこれまでにもあったのですが、今回はご利用者さん本人の意思ではなく、家族の意思で経腸栄養へは移行されませんでした。
しかも、ご本人は空腹やそれに伴う苦痛を感じ、しんどいと発していました。
自然の摂理からすれば、「口から食べられなくなった時=終末期」かもしれませんが、少なくとも本人が空腹や苦痛を感じているのなら、それを取り除いてあげる必要があったのではないかと思います。
皆さんは、どうお考えですか?
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