口から食べられなくなった時が終末期ですか?

回答:9件閲覧数:4157
2016/04/27 03:09:13

先日、うちの施設で90代の方が亡くなられました。その方は摂食・嚥下障害の「先行期」に問題があり、食べ物の認識ができませんでした。
「いちごが食べたい」と言われて、いちごを出しても「これはいちごではない」と言われて、食べられません

その間にも様々な食事形態、食事介助の方法を検討・実践しましたが、ほとんど食事は取れませんでした。

そして、体重は4ヶ月で1kg近く減少し、枯れるように亡くなっていきました。栄養士としてとても無力さを感じるケースでした。

生前確認で「経口摂取できなくなった時でも、経腸栄養はしない」というケースはこれまでにもあったのですが、今回はご利用者さん本人の意思ではなく、家族の意思で経腸栄養へは移行されませんでした。

しかも、ご本人は空腹やそれに伴う苦痛を感じ、しんどいと発していました。

自然の摂理からすれば、「口から食べられなくなった時=終末期」かもしれませんが、少なくとも本人が空腹や苦痛を感じているのなら、それを取り除いてあげる必要があったのではないかと思います。

皆さんは、どうお考えですか?

※こちらの質問は投稿から30日を経過したため、回答の受付は終了しました

9人が回答し、1人が拍手をしています。

同じカテゴリの新着の質問

ランキング

575 3 11
19時間前
42 0 0
5時間前
194 2 0
2024/11/20