老健勤務の管理栄養士です。
市内でも有名なキーパーソン息子さんからのクレームです。
92歳女性、息子さんからは「体重を維持したい」希望あり、施設給食と、栄養補助食品のジュースを提供し
経過を見ておりました。
ホームドクターから処方された濃厚流動食を、施設入所時に持参したい希望がありましたが、当施設の方針により、まずは施設での食事(補助食品含む)で経過を見ていきたい旨伝え利用開始となりました。
どうしても体重を維持したい息子さん、拒否が強く提供量の3割~5割の食事摂取率に(数回利用を繰り返している)留まるご本人だったことから、流動食を持ち込み可にしてほしいと入所判定の際、看護師長に打診しましたが不可。通常の栄養計画でスタートしました。
そんな中、コロナウイルスクラスター発生、同室者陽性であったことから隔離対応、リハビリも不可、ベッド上での生活を余儀なくされました。私も感染室に入り、ほぼ毎日食事介助しつつ「感染拡大させない」とそれはそれは頑張って、何とか同室者の感染をさせずに終結させることができました。
しかし。
その間、家族の来所は一切お断りの状況、体重測定もできず、1か月経過したところで体重測定。
結果、タイトルの体重減少。
ご家族に状況報告(電話で常に聞いてくるので)したところ飛んできた息子さん。
看護師長(男性)の説明が終了後、私が話し出すや否や、
「どういうことですか!?入所時よりも減ってますよね!?グラフに出してくださいよ!何で減るんですか!?何もしてくれていないじゃないですか!不信感です!」
と、外で怒鳴られ、長距離にいた職員が気づくくらいの大声。
この方、いつも女性には罵声、男性にはにこにこ。
罵声の後、電話で相談員に連絡あり。
「大人げなく怒鳴ってすみません」
と。
その後もう一度来所、計画書を作成し直して渡すも、
「減らない計画にしてくださいよ!」
と罵声。
私は、淡々と・・・
「大きな声を出すのだけはやめていただけますか?」と言うと、
「それくらい怒ってるってことでしょうがあ~~~!!!」
とまた怒鳴る。
結局、濃厚流動食を持参していただき(息子の願いを受け止め、施設で飲用開始で決着)、せっせと400kcal追加して飲んでいただいています。
施設医師もその様子を見ていて「次は絶対断ってください!こんなクレームいい加減にしろ!」
と(涙)私に労いの言葉をかけてくださいました。
しかし。
何故か次も利用希望の申し込みをしてくるんです。
これが数年継続しています。
我慢するほかないのでしょうか。
お知恵をお借りしたく、お願い致します。
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