利用者様と職員ががゴミ扱いされる施設

こんにちは。
今、特養で約３年、管理栄養士として働いています。
施設の様子があまりにもひどいと感じたので相談させていただきます。

まずは管理栄養士の扱いについてです。
経営者一族から言われることなのですが、入職して間もない頃から、
『お前の仕事は誰にだってできる。介護職もみんなそう思っている。』や、
『お前は職員みんなから嫌われている』など、特に理由もなく怒鳴られます。
私自身は大学を卒業して６年ほどになり、至らないところももちろんありますが、業務はこなしていますし、まるでダメ、ということはないと思います。

他にも、『かぼちゃは煮ると柔らかいから、ペースト食の人にもそのまま提供して。』や、
『まんじゅうは小さく切られると食べた気がしないから大きいまま出して。』など、食事のことにも細かく指示されます。
検便もしないで土足で厨房に立ち入り、着替えもマスクもせず、素手で調理をすることもあります。
自分自身のことについて言われる分には、我慢すればいや、と思っていましたが、利用者様の食事に関しては危険と思われることは譲らないでいると、
『もうお前なんか知るか！！』と怒鳴り散らして出て行かれます…

入職する前に面接で、前任の管理栄養士さんの悪口を言われていたことも覚えています。
厨房には委託業者さんが入っていますが、その方たちも、『ここの栄養士は５年は持たないよ。』と言われています。

私が結婚の報告をしたときに、産休・育休などはいただけるんでしょうか、と聞くと、
『そんなの後任が来ないとやれないよ。』と言い、
『子供ができたから結婚するのか！』と聞かれて、違いますと言うと、
『お前みたいなやつに限ってすぐ子供ができるんだ！』と言います。

私だけに限ったことではなく、職員さんはほとんどがお前・あんたと呼ばれています。
退職願を出した職員さんは、辞めるまで経営者一族の針の筵です。
退任式では皆さん、『私のせいで迷惑をかけてしまって申し訳ありません。』と辞めていかれます。
誰かが辞められた後も、職員さんの補充は十分にされず、
『使えないやつが辞めたんだから、働きやすくなっただろう。』だそうです。

なかでも耐え難いのが、利用者様への暴言です。
利用者様の意見を聞くという名目の会で、
『皆さんは幸せ者ですね。うちみたいな施設はなかなか人気で入れないんですよ。ここから追い出されたら皆さんすぐに死ぬでしょうね。』や、
『年寄りは食べ物で釣るのが一番いい方法ですね。』など、
初めは何が起こっているのかわからないほど耳を疑いました。

ゴミを捨てようとしていらっしゃる利用者様が、燃えるゴミなのか燃えないゴミなのか迷っているときに、
『こっちの燃えるゴミでいい。そっちはあんたが入るところ。』と、
燃えないゴミのゴミ箱を指さしていました。
すぐにその場から利用者様を居室へお連れして、ただ謝ることしかできない、悔しさと無力感でいっぱいです。

これは介護職員さんがしていることではありません。
すべて経営者一族がやっていることです。
介護職員さんはあれこれ言われながら、たまには愚痴もこぼすけれど、利用者様のことを考えた介護をしています。
勤続が長くなるにつれて、これが日常茶飯事であることが分かっています。
職員さんは皆さん、これがおかしいということに気付いています。
それでも声をあげようとすれば圧力がかかり、それに従えない職員さんは辞めていくばかりです。

私はこの度、主人の勧めもあって、結婚・転居を理由に退職願を提出しました。
これまでよりさらに当たりも厳しくなりましたが、何かできないかと思っています。
いろんなことがありすぎて、どこに・何を・どんなふうに伝えたら、利用者様にとって過ごしやすい施設にできるか…

漠然とした相談になりますが、私にできることなど、どんなことでもいいのでアドバイスをよろしくお願いします。
長文・乱文失礼しました。