今年は新型ノロに警戒して、委託さんから完全に生もの提供シャットアウト宣言が出されました。
警戒期間の初頭になんとか刺身や握り寿司などをお願いして、年2回くらい提供できてましたが、今年はもう対応できませんと。
これだけ防げば絶対大丈夫。という保証がない世界なので、仕方がないかな、とも思います。
委託側の衛生概念と、施設側の衛生基準が違うので、持ち込んでしまうリスクはどうしても発生します。
委託さんとしては、一回のおう吐でもそのユニットに立ち入りをしない。
安全だという保障がもらえるまで委託職員はそのユニットに入らない。
が、しかし。私は厨房に出入りします。白衣帽子靴を装備して、手洗いうがいマスクしても、ほんとに絶対大丈夫とは言えない。私はユニットにも行きます。おう吐や下痢のあったユニット職員とも関わります。
そうなると、仕方がない・・・としか考えられなくて。
施設側は、一回のおう吐や下痢ではノロを警戒した動きになりません。
2回繰り返しても、「イレウスの再発かな」「下剤の影響かもね」と様子見指示。数回の下痢でやっと「検査してみよう」ってなるので、タイムラグの間に蔓延してしまうリスクが高く。
かといって、一回のおう吐下痢でノロ対策を取れるほどに余裕のある介護施設なんてそうそうないし。
食の楽しみは生ものにあるわけではないのだけれど、ちょっとさみしいなあ、と思います。
最近は子供と一緒に外で食事するときも、かなり慎重になってしまい、びくびくして外食もほとんどしなくなりました。
前の職場の同窓会にも行きたかったけど、典型的な居酒屋宴会なので、「万が一」を考えて断ってしまいました。
食品衛生を厳密に守って、リスク完全回避策を優先すると、どうしても食生活が内向的になっちゃいますね。
それが本来の生き方なのかな、とも思います。
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