癌患者と健常者は同じ食事内容でいいのでしょうか?

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2010/07/07 15:52:17

私の父が今年、小腸がんで手術を受けました。

非常に稀ながんで、去年から吐き気や体重減少など色々な症状が出ていたにもかかわらず、いくつかの病院で検査をしても異常なしの結果ばかりで、ようやくわかった時にはかなり進行していた状況です。

手術で小腸を塞いでいた大きな塊は取り除けたのですが、残念ながら小腸内に小さながん細胞が飛び散っており、現在は2週間ごとに2泊3日で抗がん剤治療のため入院するという生活を送っています。(父には再発防止のためといっています。また、抗がん剤治療による副作用はなにもありません)

父は、手術後に食欲が戻り何でも食べられると喜んでおりますが、私と姉(栄養士)しては食生活を根本的に見直すことが大切だと思い、食事療法を半ば強引に進めています。(他県に住んでいるので毎日の食事作りは母にお願いしています。私と姉は食事の方針を決め、母に食材の使い方や手作りの調味料の指導などしています。2週間ごとに実家に戻り食事作りもします。)

食事作りは、『デザイナーフーズ』と『世界がん基金のがん予防のための10か条』を参考にしています。(どちらも『予防』に重点をおいた内容ですが、食生活の見直しとしては参考になると思っています。)

そこで、今困っているのが、病院の栄養士の方から「何でも食べていい」と言われた、と言い張ることです。実際に、入院の際にも健常者と同じ内容の食事が出ています。母が栄養指導を受けた際にも、特にこれといった注意点はなかったようです。

確かに、食事療法といって栄養が偏ってしまっては意味がありませんし、体力をつけることも必要です。しかし、だからといって「何でも食べてよい」という指導は普通なのでしょうか?

父はもともと肉好きで、味付けも濃いものを望みます。お酒もよく飲みます。
我が家で食事療法をするようになってからは、肉の種類も制限し、減塩のために全ての調味料を手作りにしています。お酒も本当は禁酒して欲しいのですがなかなか聞き入れてもらえず、かなり薄い焼酎のお湯割りを1杯程度飲んでいます。(ストレスもよくないので、なるべく父の要望も聞き入れるようにしています。)

小腸がんは症例が少ないため、「胃がんと塩」のような因果関係のある原因は何もわかっていません。(ほとんど情報がありません)

私は管理栄養士ですが、企業での仕事が中心のため病院に勤めた経験がなく、私の方針が間違っているのか・・、少し過剰になりすぎているのか・・と心が折れそうになることがあり、皆さんのご意見を聞かせていただければと思っています。






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