こんにちは。
老健で管理栄養士をしている者です。
長文になり、申し訳ないのですが聞いてください。
大変お恥ずかしいのですが、
うちの施設の介護・看護(特に介護)は
水分にとろみがうまくつけられません。
といっても、とろみのつけ方(とろみ剤を入れてしばらく攪拌する)
は知っているのです。利用者に合った「正しいとろみの量」が
つけられないのです。
とろみ剤はつるりんこを使用しています。
専用の入れ物に専用のスプーンを用意しています。
(薄い・中間・濃いの3段階で、大・中・小のスプーンを入れている)
専用の入れ物はフタが空いた状態で止まる仕組みになっており、
そのフタの内側ですくったとろみ剤を「すりきる」ようにしています。
またとろみの濃度別に利用者の名前を記入した表も作成し、
各フロアに掲示しています。
また、栄養士とST主催で、
年に何度かはとろみや食事介助に関する勉強会を開き、
とろみをつけたお茶を試飲してもらっています。
(介護職員はとろみのお茶を100%「まずい」といいます。)
分かりきった説明で申し訳ないし、お恥ずかしいのですが、
ここまでしても「正しいとろみの量」を守ってもらえないのです。
「薄いとろみで十分な利用者に「濃い」とろみをつけて、
コップを傾けてもなかなかたれて来ないようなぼてぼてのお茶を飲ませたり(注意するとこの方が安全だからと古株さんは言います)
全くつけないとムセるが「極薄」のとろみだとムセない方には「この方が飲むし。少々ムセても問題ない」ととろみなしでお茶を飲ませたり・・・。
スプーンも「すりきり」をせず山盛りのとろみ剤をバサバサ入れたり、専用のスプーンで!と注意しても、食事時ののスプーンでそのまま入れたり。
とろみ剤の容器の中に異物(お茶が入って固まっている)が入っていることもしばしば。ひどいときは食事時のスプーンが容器の中に入っていたことも・・・!!
しかし、「湿度が高いから粉が湿気る。栄養士さんが気づいて中身を替えてください」なんて注意されるのです・・・。
事務長からは「お前らがきちんと指導しないからできないのだ」と
言われ、栄養士、STともに意気消沈しております。
とろみの容器に、とろみの濃度別の利用者の表を貼り付ける?とか
でっかく表を印刷していろんなところに貼りまくる?とか
色々検討はしているのですが、近隣の施設に聞くのも情けなくて恥ずかしいくらいなので、どうか知恵をお貸しください・・・。
皆さんの施設ではどのようにして介護職員に正しいとろみの量をつけてもらっていますか?
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