コンサルティング会社が管理する施設

いつもいろいろ参考にさせていただきましてありがとうござい
ます。

前いたブラック会社をやめて、特養で働き始めました。
厨房は直営です。
ただ特殊なのはコンサルティング会社が入っていて、給食関係
について（特にお金に関して）管理しています。

コンサルティング会社の指示通りに献立作成をして、決められた
食材費でやっていかないとけないのですが、その内容が非常に
細かいのです。

まず、食材費はおやつ含めて１日400円以内で収めなくてはいけ
ません。
また、１日の各業者からの納品合計金額も３万円までと決められてい
ますし、１か月ごとの各業者ごとの納品合計金額も上限が設定され
ています。
また、１日で使用できる魚、肉、野菜の量がすべて決められて
います。
ちなみに、この使用できる量ではとても１日の栄養を満たせるとは
思えない内容です。
（肉と魚が１日４０ｇまで、野菜が１００ｇまでとかです）
これじゃあ、入所されている方みんな低栄養になってしまうと思う
のですが「他の施設はちゃんとやってるよ」と言われてしまいます。
他にもおやつは手作りゼリーのみ（１０円以内で作成）とか、とて
もじゃないけど入所されている方を満足させられるような内容の
献立を作成することはできません。


コンサルティング会社といっても、給食専門とかではなく、一般企業
も扱うような会社のようです。
私が入職するまでの間、栄養士が１年ほど不在でその間にコンサルタ
ント会社が入り、いろいろ決めてしまったようです。
施設長もコンサルティング会社にべったりで「言われたことをやっ
て」としか言いません。

みなさんにお伺いしたいのですが、うちのようにコンサルティング
会社が給食部門に入り込み、お金のことだけを管理しているような
ケースって他にもあるんでしょうか？
私は今まで聞いたことなかったので、正直とまどいながらの仕事で
す。
普通の企業なら、そういうコンサルタント会社が介入して、運営の
立て直しとか無駄の見直しとかをして経費削減していくのだと思い
ますが、高齢者施設での給食を同じ感覚でコストカットしていくのは
ちょっと違うのではないかと思います。

必要な栄養も満たせないのに、なんでもコストカットっていうのは
どうなんだろう～って感じです。