定年後の働き方

職場の調理師さんの定年が近づいてきて話をしているうち、自分の将来についても最近よく考えます。
定年までまだ10年ほどありますが、過去を振り返ると10年なんてすぐ来るような気がします。ただ10年後の日本の制度がどうなっているか分からないし、定年65歳で年金受給は70歳からというのも現実的です。
先日ニュースで高齢者は75歳から、なんて提言もありましたが、実際に高齢の方と働いているとやはり65歳を過ぎると厨房業務はきついですよね。

私の職場では現在60歳で定年、65歳までは嘱託で再雇用、それ以降は相談の上パート勤務可という感じです。
現在の制度が続けば、私より3歳下の主任管理栄養士と二人とも再雇用の年寄り栄養士チームになってしまいます（笑）
私が辞めない限り若い栄養士も入ってこないので、給料が下がっても結局同じ仕事というのはかなり厳しいです。時給換算すると、おそらく最低賃金より少し多いだけだと思いますし。

それならいっそ家から近い職場で、責任も少なく日々仕事が完結する現場作業のパートの方が、精神的にも楽だと思えます。
私自身、デスクワークよりも現場が好きなもので。

ただそうなった場合、雇用側というか現場の調理師さんや栄養士さん側からすると、病院に20年いた高齢管理栄養士を現場で使いにくくはないですか？
私自身変な所に気を遣ってしまうので、雇ってもらえるのか心配です。
というのも今の私は、60歳の管理栄養士と40歳の未経験主婦さんなら、若い人に来てもらいたいと思っているからかもしれません。

みなさんはどうお考えなのでしょうか。
長文になり申し訳ありませんが、ご意見いただけたらと思います。

追記です。

実際に定年後に再就職された方がいらっしゃいましたら、栄養士に関わらずお話をお聞かせいただければ幸いです。
よろしくお願いします。