許される嘘

いつもお世話になっております。
個人的なことで申し訳ないのですが、相談させてください。

祖母の言動や行動に不思議な点が見られるようになったため病院で見ていただいたらかなり進行した【認知症】だと言われました。

料理が得意だった祖母でしたが、今ではご飯を炊くこともお湯を沸かすことも買い物をして好きなものを買って食べることも出来なくなってしまって…

交代で祖母の様子を見ることになりました。

私が休みの日などは前日の夜に泊まったりしながら買い物をしてなるべく【手作り】の【適時適温】になるように心がけているのですが、どうしても買ってきた【惣菜】や【冷凍食品】に頼ることも…

祖母は【おいしい】と言ってご飯やおやつを食べてくれるのですが、私が用意した全てを【手作り】だと思っているようで、お店で買った惣菜や冷凍食品を食べても

【こんなおいしい料理を作れるようになったんだね】

と、手作りと出来合いの区別がつかなくなってしまったみたいです。

始めこそ
『これはお店で買ってきたんだよ』
ってやんわり否定していたのですが、何度も否定すると食べるのを止めちゃったり、食事がつまらなくなるのですが、かと言って
『うん…全部作ったんだよ』
と言うのは心苦しくもあり…

病院や老健で働いていた頃は、患者様や入居者様に
【一口でもいいから食べて欲しい】
と言う気持ちでしたが、身内が認知症になり、手作りも出来合いも【何を食べても同じ】ようになってしまったのを目の当たりにしたら、ちょっと心が折れそうになってます。


喜んでくれるなら、買ってきたものや冷凍食品を【自分の手作り】だと勘違いさせたままでも良いのでしょうか？

生きるために、食べてくれるために嘘を付くのは許されるのでしょうか？…
ちょっと考えてしまって…

この前も一緒に買い物しておやつに買った【プリン】も家について出したら私の【手作り】だと思って食べていて…

これからどんどん進行したらを考えると、どれが正解か悩みまして…割りきって考えてもよいものでしょうか？

私的なことで申し訳ありません。

もし宜しければ、ご意見を賜りたく存じます。


【皆さま】
沢山の励ましやアドバイスありがとうございました。
何度も拝読させていただき、正直救われた気持ちがあり泣きました。
今後もっと大変なことに直面すると思いますが、頑張っていこうと思います。