「四病院団体協議会」は6月27日、入院中の食事療養に必要な費用に関する改正要望書を厚生労働省に提出し、業務委託費や光熱費、食材費の上昇を要因とする、患者の食事療養を支える給食部門の赤字の現状を訴えました。(通称:四病協。「一般社団法人日本病院会、公益社団法人日本精神科病院協会、一般社団法人日本医療法人協会、公益社団法人全日本病院協会」)
以前から病院経営での病院給食部門の負の問題がある中で、コロナ禍が追い打ちをかけ、国政経済の情勢でとどめを刺される施設も出かねない現状と、現状に応じた改正を、厚労省に訴えました。
この動きは介護業界でもニュース(話題)で取り上げられています。病院看護職の団体でもピックアップがありました。
(ここから愚痴)
栄養士会のHPでは話題にもかすってもいない。
(ここから独語)
この情報を知る前に、病院団体の都道府県支部から病院経営に関するアンケートが事務方に来ていて、給食部門もあり(食材費絡みの質問だけでした)、面倒と思いつつ回答しました。それは提出が28日締め切りだったので、今回の要望を援護するための調査だったのかと思います。
専門性で加算をとろうと(施設基準でとれないところも多かろう)、職域確保がされようと(いる事はできるが待遇は?)、土台の処遇に絡む病院給食が経営を圧迫させる部門だとしたら、処遇や報酬が上がっていくかな…。機会があれば声を上げていけたらいいし、見向きもしない相手にもこちらを向かせる位に窮状を訴えないと、いくらでも放置されるだろうと思います。使命感ややりがいで業務は維持されていくから。でも、この賃金じゃ人生設計がたたないから離職~なんて中堅がいるような構造って、おかしいよなぁ…。
だから、何か不利益やおかしい事が起きそうだったりほっとかれそうな時に、いざとなれば「それは困るよ」と言えるように、雇用形態にかかわらず、経験年数にかかわらず、権限を持ってなくても、経営や契約など仕事の話を興味がなくてもちょっと目の端にいれておけたらいいな、と思いました。
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