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みんなのQ&A(回答)

回答

ランナーさんと同じ回答ですが、 欠食することで次の食事で血糖値が乱れてしまうので 食べないよりは何でもいいので食べたほうがいいです。 もし可能であれば、おにぎり+ゆで卵やヨーグルトなど 炭水化物+たんぱく質の組み合わせで食べられるとなおいいです。 少し前におにぎらずが流行りましたが、あれは炭水化物とたんぱく質が両方とれて とても理にかなっていると思います! 食欲が無くて食べられない方であれば、ヨーグルトやバナナなどの手軽な食材をご紹介して、欠食を防ぐようにしています。

2022/10/18
回答

私も就活を始めたころ、何になりたいかわからず特にやりたいことはありませんでした。 せっかく管理栄養士の資格を取るのだから、 管理栄養士として就職したいと漠然と思っていました。 ただ、実習で行ったところが三か所あったのですが、 病院は私には向いていないと漠然と思っていたことと、 保健所はもっと経験を積んでから就職するべきかなーとか、 小学校は、指導してくれた方が一人職場で辛いと仰っていて これも私には向いてなさそうだな~と思いました。 私の大学も管理栄養士以外の学科があったため、 支援センターで相談しても、もやもやすることが多かったです。 ただ、面接の練習をしてくださったのはとてもよかったです。 就活方法としては、マイナビなどの新卒サイトに登録したり 一般向けの大きな就職説明会などは片っ端から参加していました。 とにかく興味があるところは面接を受けていました。 保育園、薬局、企業、委託会社などは説明会があったので 会社の雰囲気などを知れたのは良かったです。 病院だと大きなグループ会社は説明会をやっています。 一般向けの会社説明会であっても、 一般的な就活方法を知ることは無駄にはならないと思いますし 管理栄養士の世界はちょっと特殊なので、 まだ就職まで時間があるなら色々覗いてみてもいいと思います。 就活していく中で、私にはこれが向いている!とか 向いていない!と知ることができれば、それが後々生きていきます。 周りが就職を決めていくと不安になると思いますが、 まだ大学3年生なのであれば焦らなくても大丈夫です! 私も当時は沢山悩みましたが、沢山悩んでよかったと思いますし、 その結果今があると思うと就活を頑張ってよかったなと思います~ 応援してます!

2022/10/11
回答

どうしてその方がイオンのジュースを飲みたいのか聞いてみるのはいかがでしょうか。 そこに解決の糸口があると思います。 ご本人の思い込みや、刷り込みなどが原因していることもありますので 飲み始めたきっかけを聞くようにして、不必要に責めないようにしています。 返信も読ませて頂いたのですが、 >先日計測した際に+1.2kgとあったので少しショックを受けて と記載ありましたが、ご本人は体重が増加したことに関してショックを受けていたのでしょうか?ご本人がもしショックを受けていたのであれば、体重増加の心当たりを聞き、スポーツドリンクが原因と認識されていれば、自然と辞めることができると思います。 あとはスポーツドリンクの砂糖の量をお伝えしたり、よく冷やすことで甘味を感じないけれど、ぬるいスポーツドリンクは甘ったるくて飲めない等のお話しをすると、そんなにお砂糖が入っているのかと知っていただくきっかけになります。 もちろん飲み物は水やお茶、ブラックコーヒーが良いですが、 どうしてもご本人が甘いものを飲みたいのであれば、0kcalのアクエリアスがあるのでそれをご紹介したり、人工甘味料などを使うことを提案します。 熱中症予防のために飲まれているのであれば、こまめに水を飲むことや、お食事から塩分をしっかり補給することができていることなどをお話しすると、理解していただけると思います。 >ただ、お菓子も大袋から小袋に、パンなどの大型の物は週末だけにと今は調整して、ようやくといったところです。 この方、すごく努力されているし、痩せたいと思っているのであれば、そのことをほめて伸ばしてあげるのが良いのではないかなと思いました。 >「じゃあどれだけなら飲んで良いのか?」 ツルキチさんと重複してしまいますが、 もし飲みたい場合は、菓子パンやお菓子、おせんべいの中に含めて1日200kcalまでとする。という提案をしてみるといいと思います。 おやつのエネルギーに関しては、その人の活動量や他の食事のエネルギーとの兼ね合いもあるので、あくまで例になりますので、200kcalで体重が増加するようであれば、100kcalや50kcalで調整すると良いと思います。 参考になれば幸いです。

2022/08/09
回答

ご存知かもしれませんが、「発達障害児の偏食改善マニュアル」という本がお勧めです。 胃瘻から経口以降の例は残念ならが載っていないのですが、 偏食事例と対処法が一覧になっているので、何かヒントがあるかもしれません。 食べない理由は様々で、周りの環境、姿勢、色、舌触り、口内環境、とろみ、ミルクやおやつで お腹が空いてないなど、そのお子さんによって違うので、 具体的な原因がつかめると良いと思います。 カリカリ食やガーゼ食などの咀嚼に役立つ食形態の方法も記載されています。 http://www.hsfj.city.hiroshima.jp/020201030400seibukyusyoku.html 著者である藤井葉子先生の勤務先である、なぎさ園のHPも記載しておきます。 「未経験の栄養士にアドバイスをください」というタイトルで検索していただくと、 コメント欄の最後に自閉症や重症心身障害児のお子さんへのアドバイスが載っていて おすすめのサイトが記載されていたので、良ければご一読ください!

2022/07/11
回答

基本的に1日3食で問題ありません。 欠食することで糖尿病になるリスクが上がります。 16時間あけなくても、12時間で十分です。 空腹感が強すぎると、ドカ食いに繋がります。 もし欠食して糖尿病になっても、そのDr.は責任を取ってくれないと思います。 <朝食を食べるメリット> ・排便を促す ・体内時計がリセットされるため生活リズムが整う ・(3食食べることで)血糖値が安定する ・ドカ食いを防ぐことができる ・たんぱく質を3食均等に摂ると、筋肉合成が上がるため、朝のたんぱく質も重要 もし、エネルギーを摂りすぎて太っているのであれば、 3大栄養素のうちどの栄養素を摂りすぎているのか? それを適量にすることが栄養指導で管理栄養士の役割だと思います! やみくもに食事量を減らしたり炭水化物を減らすのではなく、 多いものを適量にする指導が一番リバウンドが少なく、続けられる減量方法です。

2022/06/23
回答

本人に確認とった上で、少しお高い離乳食(はたけのみかたhttps://hatake-no-mikata.co.jp/product-list/manma/)や、お母さん向けにスープストーークの冷凍ギフトをあげたことがあります~! 私も「栄養士が選ぶもの」としてあげたくて色々調べましたが、消えるものならいいのかなと… 自己満ですが笑

2022/04/11
回答

カーボカウントを使用されるとのことなので、是非、糖尿病療養指導士の資格を取得していただきたいと思いました。糖尿病療養指導士の研修では、カーボカウントの研修も開催されることがあります。 糖尿病療養指導士の資格を取得すると配布される地域糖尿病療養指導士もありますが、糖尿病協会の「さかえ」という毎月届く冊子は患者さん向けでわかりやすく、日頃の指導で聞かれる内容も沢山盛り込まれています。 https://www.nittokyo.or.jp/modules/sakae/index.php?content_id=1 検査数値を読めるようになると、指導しやすくなりますので足立香代子先生の「検査数値に基づいた栄養指導」という本がおすすめです。しかし、現在入手しづらいようです… 無料で使える資材だと、栄養指導ナビの資材を使用しています。 https://healthy-food-navi.jp/?page_id=12 あとは、製薬メーカーさんの食事に関する資料がわかりやすくまとまっています。 沢山情報を提供しても患者さんには全て伝わらないと思うので、 製薬メーカーさのような簡潔にまとまった資料がおすすめです。 MRに声をかけて資料を頂いたり、最近はHPから資料がダウンロードできます! 既に検索されたかもしれませんが、過去にも栄養指導で使える教材や勉強方法についてお答えしているので、エイチエで検索していただけると沢山解答が見つかると思います。

2022/03/30
回答

中学生ということは、まだ自分だけで全て決められるわけではなく、保護者の協力も必要になると思います。ご本人、親御さんはどのように治療していきたいとお考えですか?金銭的な面等で親御さんの協力も必要なので、キーパーソンになります。 また、1型ではなく2型ということなので、今後インスリンを離脱できる可能性があるとは思いますが、そのあたりは主治医から何かお話しありましたか?カーボカウントは医師からやるように言われたのでしょうか? 中学生とのことなので、まだ身長が伸びる可能性もあると思います。大人と違って身長が伸びることで肥満が改善されるので、成長曲線で身長と体重をプロットして、過度な減量にならないような配慮が必要です。GLで減量の目標値は記載されていますが、それぞれに合った減量の目標を主治医や患者さんと相談することが大事です! 食事バランスガイドや、手ばかりなどの指導は学生でも理解しやすいので、おすすめです。 また、食事の糖質量が一定になっただけでは、血糖コントロールを良くすることができない方もいます。油は血糖値を下げづらくする性質があるので、油を摂りすぎているのであれば、適量に減らすことで減量と血糖コントロール良好になります。 子どもはとっても純粋な心を持っています。こちらが伝えたことを頑張って取り組んでくれます。それに寄り添う形で指導できると、患者さんとの信頼関係に繋がります(^^)

2021/12/16
回答

HbA1cは過去1、2か月前の平均値なので、たった1回のおやつは関係ありません。それよりも、日々の血糖コントロールの方が重要です。 「今日はお誕生日だから特別ですよ~」という感じでお出しすればいいと思います。基本的に、糖尿病だからといって食べてはいけないものは何もありません。 また、高齢者の血糖コントロール管理目標という値があり、今回ご相談の方は75歳以上、インスリン使用の方なので該当します。確認してみてください。

2021/12/01
回答

以前、栄養士会か何かの研修で、きざみ食やペースト食を出すことで低カリウムや低栄養のリスクが上がってしまったという講演がありました。そこの施設では手作りにこだわっており、きざみ食を柔らかくするために煮込んだり、ペーストにする際に食材の量が減ってしまうことが低カリウムや低栄養の原因になっていたということが食材の栄養価を調べることで分かったそうです。 そのことがわかったのは、医師に指摘されたことがきっかけだったそうです。それからは、既製品のペースト食などを使われるようになったそうですが、低カリウムや低栄養が改善したと仰っていました。 1つの情報として参考になれば幸いです。

2021/11/19
回答

おやつは午前・午後の2回ではなく、午前はやめて午後だけ。もしくはそれでも血糖値が高ければ午後のおやつもお昼ごはんのあとすぐに食べてもらうといいと思います。 どんなにカロリーが低くても、少量でも、食べたら血糖値が上がるので、いかに血糖値を上げる波を小さくするかがポイントです。(どのくらい血糖値が上がるかはその人の筋肉量、インスリン分泌量、抵抗性によって異なります) あとは、歯が悪くて丸のみする方が、体重増加、血糖値上昇された方がいました。沢山噛めないと、血糖値が急上昇、急降下するのでHbA1c上昇に繋がります。普段食べている様子を伺ってみましょう。 もう一人の方は、お昼寝されていませんか?食後にお昼寝すると血糖値が高くなりHbA1c1~2%上昇される方がいます。もしお昼寝されていたら、その時間をレクやお散歩の時間にして活動することで血糖値下がります。 入所前と入所後で生活リズムが変わった部分が血糖値に影響を与えている可能性が高いです。ご家族や、看護師さんなどに日常生活の変化をどんどん聞いてみてください。

2021/09/17
回答

医師が特に指導内容を指定していないのであれば、一番大事なことは、患者さんがどんな情報を求めているかだと思います。 予習として、皆さんのご回答を自分なりに用意しておくのは良いと思います! 「退院されるとのことですが、今後食事に関して不安なことや、現在困っていることはありますか?」と最初に聞いて栄養指導を進めていけば大丈夫です。 年齢も90代と高齢なので、長生きしたくない、好きなものを食べたい、そんな気持ちがあるのに、血糖コントロールを良くするためのガチガチの指導をされても良い気持ちはしません。 患者さんに寄り添った指導ができることを祈っております。余計なお世話でしたら、失礼いたしました><

2021/09/13
回答

以前作業所に通われている糖尿病の方に指導したことがあるのですが、 服薬なしで食事指導のみでHbA1c8%台から5%台に改善された方がいました。 その方の知的障害の程度にもよるかもしれませんが、 まずは 糖尿病をどのように対してどのような思いがあるか?→知識の確認 糖尿病を治したいと思っているのであれば、何をしたらいいのか?→目標と行動の確認 を質問してみて、返答次第でどのように指導するかを決める必要があるかなと思います。 こちらからおやつを辞めてくださいという指導だと実行していただくのは難しいと思いますが、 どうしておやつを食べてはいけないのか、今の血糖値が高いということ、 高いままだと合併症のリスクが高くなることを理解して頂ければ、患者さんご自身からおやつをやめるように誘導できると思います。 HbA1cに関しては一覧表を作って5%は正常値、6%~7%であればコントロール良好、8%以上は合併症のリスクが高くなるというのを一覧表にして図やイラストでお示しすると、今の血糖値が高いということを実感していただけると思います。

2021/09/13
回答

私は年間10万円ほど、セミナー参加、糖尿病療養指導士の資格維持費、学会参加費、書籍購入代に充てています。すべて自費です。それを続けてこれたのも、学んだことをすぐに活かせる環境にいるからだと思います。患者さんが喜んでくれる姿を見ると、「勉強してよかった。患者さんを助けることができた。」と自信がつきます。管理栄養士としてまだまだ未熟者なので、足りない知識が山ほどあり、これからも学び続けたいと思っています。 そして、資格に関しては強制されるものではなく、自分自身がとりたいと思わないと身にならないのではないかなと思います。自分のペースで勉強できることで、得られる知識量も変わると思います。

2021/09/10
回答

私が患者さんの立場だとすると、いろいろダメと言われたらやる気がなくなるし、それができないから悩んでいるのに正論ばかり言われて嫌だなと思います…Dr.の診察でも散々聞かされていると思うので、なんで栄養指導受けたのだろうと思います。 初回の栄養相談では患者さんと信頼関係を築くことに注力するため、否定的なことはいいません。が、飴やスポーツドリンク等は辞めてくださいと唯一強くお伝えします。 お菓子は食べないに越したことがないのは最もなのですが、お菓子を楽しみながら血糖コントロールをしてきた人を何人も見てきたので、否定しません。それにだめと言ったことで患者さんが本音を話してくれなかったり、食事記録に間食を書いていただけないことでどうして血糖コントロールが悪いのかわからない事の方が怖いです。 ただ、HbA1c8%以上のコントロール不良の人に対しては、この状態では「お菓子を食べてもいいですよとは言えません。」とお伝えして、ご自身から辞めてもらう流れに持っていきます。 大事なのは、医療従事者が禁止するのではなく、患者さんご自身でメリットとデメリットを考え、お菓子を辞められるようになることだと思います。栄養指導は30分話して初めて算定がとれるので、医療従事者が一方的に話すのではなく、患者さんとどんどん話し合うべきだと思います。血糖値を下げるためにお菓子をやめるか、運動を増やすか、薬を増やすか、どれを選ぶかは患者さんの自由なので、必ず患者さんに選んでもらい、目標を決めるようにしています。 また、お菓子以外にも食事の間隔だったり、昼寝、運動不足、など様々な原因が血糖値に影響を与えるため、間食だけが原因になっていることは少ないです。私はできればお菓子をやめるのは最後の選択肢にしたいので、他に血糖コントロールが悪化しているものがないか、全力で探します。それが、管理栄養士の腕の見せ所だと思います。 先輩に対してこちらからとやかく言うのははばかれると思うので、「栄養指導の継続率」や「栄養指導改善率」などを計算して1年ごとに評価すると、立ち位置がわかるかなと思います。良い指導を受けた患者さんは軒並み検査数値が改善していると思うので、客観的に数字で評価すると良いと思います!!!!

2021/08/30
回答

片手で食べらえるものだと、魚肉ソーセージ、バナナをご紹介しています。あと、トマトジュースを飲まれているなら牛乳にかえて頂くように提案します。とりあえずなんでもいいから食べてもらうことが血糖コントロール改善に繋がるので、少しくらい糖質が多くても妥協しています… 朝食欠食の方にバナナを食べてもらうだけでHbA1c2%くらい改善した方もいますよ~ あとは、そもそも「どうして朝ごはんを食べられないのか」に焦点を置くと良いと思います。 例えば夕食の時間が遅い、夕食のボリュームが多い、大人になってから食べる習慣がないなどの理由が多いです。もし空腹時血糖値が高いのであれば、その方の夕食のボリュームが多いことが原因の一つになっていることが多いので、夕食のボリュームを減らせば自然と朝ごはんを食べられるようになる方が多いです。夕食のボリュームを減らせば、体重が減り、血糖コントロールが良くなり、血圧も下がり、脂質異常症が改善されるので、一石四鳥です★ あとは、食べないほうが血糖コントロールが良くなると思っている方、痩せると思っている方も多いので、そういう思い込みとかを解消するほうが近道かもしれません!

2021/08/25
回答

フリーダイアルさんがおっしゃる通り、患者さまによって指導方法を変えています。 何を食べてどのくらい血糖値が上がるかはその人によって違います。お菓子1個食べても問題ない方もいれば、お菓子1個食べただけで血糖値が上がってしまう方もいます。その方のインスリンの分泌の量、インスリン抵抗性、筋肉量、内服している薬等の影響を受けるため、何が正解かというのは一概に言えないと思います。 空腹時血糖値が正常範囲に近いにも関わらず、HbA1cが高値である場合は、日中の食事に問題がある可能性があります。仮に患者さんが15時にお菓子を食べているとして、15時のお菓子の内容を確認し、お菓子を辞める方針の場合は、①1度辞めてみる②2日に1回にしてみる③昼食すぐ後に食べてみる の中から患者さんができるものを自分で選んでもらうようにしています。 そしてまた2か月後くらいに採血結果と一緒に栄養相談に来ていただき、もし改善していて検査数値が目標数値になれば、それを続けてもらうようにお伝えしています。 血糖値に影響を与えているものを少しずつそぎ落としていく方が、患者さんにも納得してもらえるので、栄養指導でやっていただくことは1つに絞るようにしています。

2021/08/19
回答

私も栄養相談を始めた時に同じ壁にぶち当たりました。そして、どうしてこの人は私よりも少ない量しかたべていないのに、目の前にいる患者さんは太っているんだろう…と悩みました。 まず、大前提として太っている人は過小評価、痩せている人は過大評価をしているということが研究でわかっているため、目の前の食事記録を半分信じつつ、この人はもっと食べているかもしれない、と頭の片隅に入れておくと食事記録に振り回されずに済むと思います! また、どんなに正確な食事記録を記載したとしても、その人の活動量、筋肉量、起床時間、就寝時間、食べる時間、食事の間隔、食べるスピードによって消費するエネルギーや吸収できるエネルギーはかなり異なるので、結果として「体重」という指標でしか評価することができません。 そんな不確かな情報しかない場合、どうやって栄養指導をするかというと、まず疾患で栄養指導方法を絞ることができます。例えば糖尿病であれば、まずごはんをお代わりしていないか、甘い飲み物を飲んでいないか、飴を食べていないかなどの確認を行います。(飴や清涼飲料水は記入漏れしている可能性が高いので、必ず確認します)仮にその人が毎日コーラ(250kcal)を1本飲んでいたとして、1か月で1kg痩せるためには約7,000kcal消費しないといけないため、1日約240kcal消費すれば1か月で1kg痩せることができます。そのため、まずはコーラをやめてもらうことを指導すれば、体重は1kg減り、血糖値も改善する可能性が高いです。 栄養指導で大事なことは、まず、患者さんが栄養指導の部屋に入ってきたときに、この人の身長体重からして、どのくらいの食事を食べると適量になるかを想像します。その想像した食事と比べて明らかに多いものを少しずつそぎ落としていくのが一番無理のない栄養指導だと思います。 その適量に関しては「手ばかり」という栄養指導方法があるので、患者さんと一緒に確認すると、「おかず食べ過ぎていた」「私はご飯が少なすぎたのね」と患者さん自身が気づくことができます。 あとは血液検査を見ると、この人が何を食べ過ぎているのかが大体わかりますので、血液検査を見ながらこの人はもしかしたらこれを食べ過ぎているかもしれない!とある程度予測を立てることができます。(足立佳代子先生の「検査数値に基づいた栄養指導」という本がとてもわかりやすくておすすめです)ある程度経験を積めばこれはできるようになるので、焦らなくても大丈夫です! 調味料の場合は、油のみエネルギー計算をしています。が、野菜炒め、揚げ物、カレーなどの油が多くてカロリーが高いものの頻度が多ければ頻度を減らすだけで減量できますよ!痩せている人もカロリーが多いものを食べますが、太っている人と頻度が全く違います。 長文になってしまいましたが、少しでもお役に立てれば幸いです。

2021/08/16
回答

食事以外の心理的要因が大きいと思います。 まずは、その人の話を傾聴してあげて、栄養相談の場を本音を引き出せる環境にしてあげることが大事だと思います。そのような人は、栄養相談に来てくれるだけでOKですし、何かあったら診察や他の医療従事者に繋げることができます。 便利屋さんが仰る通り、すぐに死ねません。健康寿命と平均寿命の乖離は約10年。つまり寝たきりになって10年ほど生き続けるということ…下の世話をしてもらうのは誰だって望まないはずです。それに早死にしたい人は栄養相談に来てくれないので、もしかしたら本心ではないかもしれません… 野菜ジュースは物によっては果汁で血糖値が上がってしまうので、無縁のトマトジュースか、果汁が入っていない野菜ジュースを提示するのが良いと思います。(既にご案内してたらすみません) 果物はバナナやミカンは男性でも食べやすいのですが、いかがでしょうか。 あとはピーナッツを枝豆に変えて頂いたり、豆腐に変えて頂くとか。 3食食べられるとそれだけで血糖値は安定するので、元々お好きだったものとか、1年前はどんなもの召し上げっていたのか聞いてみてもいいと思います。 ここ1年で痩せたということは、その付近でなにか患者様に心理的ショックがあったのかもしれません。なかなかその原因を聞き出すことは難しいかもしれませんが、信頼関係を築くことでいつか突然話してくれるかもしれません。コロナで孤立してしまった人は多いので、お話しを聞くだけでも十分かと思います。

2021/07/19
回答

私も便秘で、以前小児の便秘セミナーを受けた時にペットボトル位の便が出るとか、よくトイレを詰まらせるという話を聞いて自分のことだと衝撃を受けてから(汚い話ですみません)、本気で便秘改善に取り組むようになりました… 〇〇ファイバーを試したり、運動、水分補給など心がけても改善しませんでした。 他のセミナーで、腸内細菌は生まれた時にほぼ決まっているということと、自分に合う乳酸菌は試してみないとわからないということから、いろんなヨーグルトを試しました。今のところダノンビオが一番合っているようで、以前よりは改善しました!!! 少々お高いですが、これで便秘が治るならと思い、続けています~

2021/06/08
回答

私たちにできることは、その方が痩せたいと思ったときに、欲しい情報を提供することだと思います。 ご本人が痩せたいと思っていないと、なかなか行動に移せない可能性が高く、今まで先生やご家族からも痩せろと言われていると尚更意地になって痩せられないという方が多いです。 例えば血液検査の数値をお見せして「異常値になっている、この数値は体重と食事が関係しているから、少し食事を工夫してみない?」や、「今の体重から5%痩せるとこの異常値が良くなる可能性が高いんだけど、少しお話し聞いてくれる?」などご本人が興味を持ちやすい糸口を探ってみるのはいかがでしょうか。ご本人にこれから説明してもいいかと許可をとることも大事です。 また、具体的に何をやればどうよくなるか、を説明するとやってみようかなという気持ちになってくれると思います。医師もそこまで説明できる人は少ないので、管理栄養士の腕の見せ所です。 食事量を減らすと間食が増えたり、おかゆにすると噛まないで食べてしまい、なかなか満腹になりにくいので間食が増える可能性があるかなと思います。 沢山噛むというのはすごく良い方法なのですが、目に見えて噛む回数が増えたかどうかを評価するのが難しいという欠点があります。 なので、エネルギーの少ない野菜や海藻類を増やしたり、歯ごたえのある切り方にする、ご飯に雑穀を混ぜて歯ごたえを出す、少し硬めに炊いて提供するなどの工夫はいかがでしょうか。 頂いた情報でのアドバイスになるので、的外れでしたら申し訳ございません。

2021/06/07
回答

東京都から乳幼児向けの食事バランスガイドがでています。バランスよくというのは簡単ですが、図になっているので栄養士ではない人でもわかりやすいと思います。 また、福島県の教育委員会から肥満指導の資料がでています。手ばかりについて記載あるので、普段食べているものと比べて何が多いのか少ないのか、わかりやすく載っています。 就寝時間や睡眠時間、清涼飲料水、おやつの量、油脂の過剰摂取、早食い、大皿で出すなどが原因となることが多いです。特に油に関してはかさが少ないので無限に摂れます。野菜を摂ってますといいつつ、揚げ物、野菜炒めや中華、イタリアンなどは油脂が多くなりがちなので、そういう日が週に何度あるか伺ってみるといいです。 5歳児ですと1日の摂取エネルギー必要量は1300kcal(男児)のため、その2割から3割が油だとすると、多くても390kcalが油脂のエネルギーですが、約大さじ4杯の油が1日分です。もし油脂過剰の場合でしたら、具体的にお話しすると、納得していただけると思います。 両親はさほど気にされていないとのことですが、血液検査は実施されていますか?血液検査でもし異常があれば、それは肥満ではなく、肥満症になります。脅す必要はありませんが、知識を提供する必要はあると思います。

2021/05/31
回答

仰る通り、ミルクは薄めてはいけないようです。ミルクメーカーでも薄めることを推奨していないので、もし栄養士からの発言を受け入れてもらえないのであれば、ミルクメーカーの方に説明していただくのはいかがでしょうか。 小児科医の先生もたとえ下痢などの症状があったとしても、薄めずそのままあげるよう伝えていると仰っていました。 成長曲線からはみ出ているとのことですが、出生体重はいくつですか? 元々出生体重が成長曲線の上の方にいらっしゃるお子さんであれば、それはその子なりの成長なので問題ないです。 以前、アフリカのお子さんに栄養指導したことあるのですが、日本の成長曲線から最初からはみ出していましたが、成長曲線に沿って大きくなっていましたので、問題ないと先生が言っていました。 また、この時期の肥満は生活習慣病と関連することは少ないというエビデンスもありますので、健診の先生が仰っていた通り、1歳頃まで様子を見ていいと思います。 活動量が増えるとすらっとするお子さんが多いです。

2021/05/26
回答

食事摂取基準2020より、65歳以上の方の総死亡率が最も低かった範囲のBMIは22.5~27.4と記載あります。しかし、目標とするBMIは21.5~24.9という結論が記載されています。 また、4kg以上減量した場合はリバウンドする可能性が高く、減量ペースとしては、1か月に1kgのペースで痩せるのが良いと言われています。(1kg痩せるためには約7000kcalを消費しないといけません) 日本だと肥満からBMI25に近づけたり、標準体重に近づけるという指導をされることが多いですが、アメリカでは現体重の何%痩せるというのが主流になっています。 日本の肥満学会のガイドラインでは、現体重から3%~5%痩せることで血糖値や脂質異常症、高血圧などが改善されるというエビデンスがあります。 まずは現体重の3%の減量を目標とされると良いと思います。

2021/05/12
回答

ご本人はどうして体重を減らしたいのでしょうか?体重を減らすことで何かが良くなると考えているのかなと思います。 書いていただいた内容だけでの判断になりますが、体重が減らないということは、記載頂いている食事以外でエネルギーを摂っているのか、活動量が少ない可能性が考えられるのかなと思います。

2021/03/11
回答

例え血液検査で特定の食品がクラス2以上であっても、食べて反応が出なければ、食物アレルギーと診断されませんよ! 血液検査は先生がその子のアレルギー反応がどのくらいのものかを調べるために用いるのであって、確定診断はできません。

2021/03/02
回答

病院への転職はかなり勇気のいることだと思います…尊敬します! カルテは他の方も仰る通り、わからない用語はその都度調べる、それでもわからなければ誰かに聞くのが良いと思います。そのほうがただ本を読むよりも頭に入ります! あと、おすすめの本は足立香代子先生の「検査数値に基づいた栄養指導」です。検査数値を見たら、この人が何をたくさん食べているのか、何が少ないのかわかるようになります。あとは食事摂取基準を最低5回、病態のガイドラインを最低5回読むように教わりました。 参考になれば幸いです。

2021/02/09
回答

私は手ばかりで説明することが多いです。あとは、その量と今食べている量を比較してみます。一般的な栄養相談なのですが、例えば夕食の献立がごはんお茶碗半分、豚の生姜焼き、シュウマイ、納豆、わかめの味噌汁という献立だとすると、明らかにたんぱく質が多い可能性が高いので、豚の生姜焼き、シュウマイ、納豆を全部合わせて「指先を含めた手のひらの厚さの片手のひら1つ分」になりますか?と伺っています。 次回の栄養相談で、「指先を含めた手のひらの厚さの片手のひら1つ分」のたんぱく質を食べることができましたか?もし食べられたとしたら、週何回実行することができましたか?と聞くようにしています。たんぱく質の適量を食べるのに慣れるまで時間がかかるので、何度か栄養相談に来てもらうことで、習得していただくようにしています。

2021/02/01
回答

以前、鈴木志保子先生の講演を聞いたときに、たんぱく質は体重あたり2g以上摂ってはいけないと仰っていました。 国際オリンピック委員会が、たんぱく質の摂取量について2~3g/日を超えて摂取しても筋合成などにいい影響をあたえるという明確なエビデンスはないと言っているそうです。 やはりたんぱく質を摂りすぎれば腎臓と肝臓の仕事が増え、アミノ酸の分解により尿が酸性化→カルシウムの再吸収が抑制され、尿中カルシウムが増加し、尿路結石や骨粗鬆症などのリスクが高まるそうです。 TV番組だからやらせの可能性も否定できないな~とも思いますが…

2021/01/28
回答

たんぱく質過剰摂取のデメリットは、塩分過剰・脂質過剰になる恐れがあることかなと思います。たんぱく質ならいくらでも食べてもいいと思っている患者さんも中にはいらっしゃいますが、調理する過程で塩や油を使う機会が多いたんぱく質は、かえって高血圧や脂質異常症のリスクを上げてしまうと思います。 また、たんぱく質をたくさん摂ったとしても、適切な刺激(運動)がなければ筋肉にはなりません。元々運動習慣がない方の場合、適量より多いたんぱく質は脂肪になってしまう可能性もあります。

2020/12/21

みんなのQ&A(コメント)

コメント

もちろんそのお食事が合っている方もいらっしゃるので、基本的には、と書かせていただきました。 元々3食で健康に生活されている方に、1日2食にすることにより糖尿病になるリスクを負わせることは、私にはできません。

2022/06/23
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既に東京糖尿病療養指導士の資格をお持ちなのですね!それでしたら今後研修会の案内や、HPで今後の研修会の案内が既に出ていますので、無理のない範囲で参加されると良いと思います。 日本糖尿病療養指導士については、先生と相談して取得するか決めても良いと思います。受験するとき?に勤務時間が足りている旨の先生のサインが必要だったと思います… 「検査数値に基づいた栄養指導」は、メルカリに出品されることがあるので、出品されたときに通知されるように設定しておくと良いと思います! https://store.medica.co.jp/item/130232050 こちらは中身を拝見していないのですが、菅野 義彦先生や、宮澤 靖先生などの著名な方が携わっているようです。新宿の紀伊国屋や、東京駅の大丸書店のような大きな書店には、管理栄養士向けの本も取り扱っていますので、一度本屋に行かれて中身を見てから購入されてもいいかもしれません。 製薬メーカーの資料の一部を紹介します! ジョンソンエンドジョンソンの、糖尿病ハンドブックは合併症のことがイラストで説明されていておすすめです。 https://www.onetouch.jp/support ・小野薬品は糖尿病レシピ、運動について記載されています。 https://www.ononavi1717.jp/products/documents/area/diabetes/glactiv ・三和化学研究所は糖尿病、尿酸値の資材があります。 https://med.skk-net.com/useful/patient/index.html ・第一三共は、糖尿病、脂質異常症、高血圧の資材があります。 https://www.medicallibrary-dsc.info/useful/guidance/ 上記のような資料をまずは活用されてみてください。 有料の栄養指導教材はもしかしたらクリニックが負担して下さるかもしれないので、事前にクリニックに確認されると良いと思います! 栄養相談を始めるとわからないことや疑問点が出てくるかと思いますが、 そのときはまたご相談して頂ければと思います。 応援してます!!

2022/04/01
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体重が改善されていたとなると、血糖値も改善している可能性が高いですね! イラストの補足なのですが、空腹時血糖値とHbA1cは相関関係にあるので、もし空腹時血糖値が高くない(110未満)のにHbA1cが高い場合は、日中に高血糖になっている可能性が高いです。 15時のおやつであったり、昼寝だったり… もし空腹時血糖値が高い(130以上)のであれば、前日の夕食以降に原因がある可能性が高いので、ピンポイントに原因を指摘できると、信頼関係に繋がります(^_^)

2021/09/22
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ごはんの量は、100g、150g、200gを用意して、3つ一緒に患者さんにお見せし、「今食べている量(もしくは以前食べていた量)に近いのはどれですか?」と聞いています。 糖尿病交換表の単位で栄養指導することはほとんどなくなってしまいました。栄養士ですら覚えるのが大変な単位数を高齢の患者さんに習得してもらうのは時間がかかるので(私はいつもカンペ見てます笑)、あまり単位でお伝えすることはありません。 糖尿病治療薬を服薬していると、炭水化物を摂らないことで低血糖等の副作用が生じることがあるので、最低100gは食べてくださいとお伝えしています。あと、コンビニのおにぎり1つが100gです。 女性ですと大体1,600kcal/日の方が多いので、150gのごはんを使用することが多いです。 背の大きい男性や、外食の大盛ごはんは200gを超えることがあるので、「これよりも多いですか?」と確認することが多いです。 肉や魚も、指導する頻度が高い1,600kcal前後のおかずの量を目安にすると、背の高い方には、これよりもちょっと多めに食べてくださいなどど指導できます。 栄養指導naviというサイトに、1,200、1,400、1,600、1,800kcal/日の献立が写真つきで載っているので、手ばかりの説明と一緒にお渡ししてます。このサイトには他にも無料で栄養指導で使える資料があります! 新宿の紀伊国屋以外だと、東京駅近くの八重洲ブックセンターも栄養関連の本の取り扱いありますので、もし機会があれば行ってみてください。あとは、メルカリ等で安く手に入ることもあるので、そちらも是非。

2021/08/26
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返信ありがとうございます! 無塩のトマトジュースなら血糖コントロールに影響はないと思うのですが、むしろ穏やかに血糖値をあげなければ朝食を食べる意味はないような気がします… 糖尿病専門医のDr.がトマトジュース飲まれていた方に牛乳を勧めていたので、今度理由を伺ってみます。 時間にゆとりのある夕食のボリュームが増えることはよくあることなので、たんぱく質を片手のひら1つ分、主食は決められた量にしていただくことや、夕食を21時までに食べてもらうと自然とお腹が空くと思います。「朝お腹空いてますか?」と聞いてみてもいいかもしれません。 もし夕食に白米を食べていないのに空腹時血糖値が高いのであれば、それは夕食のたんぱく質が多すぎて血糖値を押し上げていたり、21時以降の飲食が原因になっています。「何も食べていないはずの空腹時血糖値が高いのはどうしてだと思いますか?」と患者さんに投げかけ、考えるきっかけを作るようにしています。

2021/08/25
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返信ありがとうございます!早速行動に移していただけてうれしいです! ごはんに関してなのですが、まず患者さんに現時点でどのくらいのご飯を召し上がっているかを伺うために、フードモデル等で量を確認してから指導するのがおすすめです!もしフードモデルが無い場合は、群羊社という出版社に実物大のご飯の量が印刷された資料があります。(1000円くらいで購入できるので、フードモデルより安価です) 紹介した本なのですが、東京の大きな本屋さんなら在庫あると思います。私は新宿の紀伊国屋で購入しました。もちろんネットで購入もできます! ずっと自分に自信が持てずに栄養指導をしていたのですが、エビデンスに基づいて栄養指導できるようになってからは、自信が持てるようになりました。そして患者さんがどんどん良くなるので、患者さん、Dr.から感謝の言葉を頂くようになりました。 うにさんが今の悩んでいることは、いずれ自分の実力に繋がります。応援してます!

2021/08/25
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お役に立てたようで、とてもうれしいです! 私は患者さんと四六時中一緒にいられるわけでも、入院して病院のお食事を提供しているわけでもないので、外来の栄養指導はどんどん患者さんを質問攻めにすることが大事だと思っています。 「朝から昼の間は何か食べますか?」「21時以降は何か食べますか?」「3時のおやつは食べますか?」「飲み物は何を飲みますか?」「この食事に変える前はどのような食事を食べていましたか?(これは結構重要です)」など、どんどん聞き出していきましょう! 管理栄養士の常識=患者さんの常識とは限りません。自分だったらやらないことも、患者さんは当たり前のようにやっていることがあります。この当たり前になっている習慣が何年間も積み重なり、生活習慣病、メタボリックシンドロームに繋がります。たった1日食べ放題に行った、昨日ケーキを食べ過ぎちゃったなどの「たまたま」の行動はほとんどの検査数値では出てきません。週に4.5回以上やっている「習慣」が検査数値に繋がっています。 なので、いつからその習慣をやっているのか、検査数値がいつから上がり始めたかを確認すれば、患者さんもこれが原因だったのか!と納得してくれることが多いです。ただ、今すぐにそこまでの指導をするのは難しいと思うので、ひたすら目の前の患者さんの栄養指導を予習、復習することが大切です! 150㎝と180㎝の人が同じご飯を食べるとどちらかが太ったり、痩せたりしてしまうので、主食に関してはその人にちょうどいい量を何となく想像しておくといいです!(すぐに思い出せなければ最初のうちは1日のエネルギーと主食の量の一覧表を作って、患者さんと一緒に確認してもOKです) また、たんぱく質に関しては片手のひら一つ分が適量になります。(指先を含めた手のひらの厚さの量です)日本人の傾向として、昼はたんぱく質が不足、夕食は過剰になることが多いので、1日の量が問題なくてもエネルギーの消費量が少ない夕食にボリュームが偏ることで、糖尿病、脂質異常症、体重増加に繋がることが多いです。 (手ばかりの資料はネット検索すると出てくると思います!) 検査数値を読めるようになると一気に栄養指導が楽になるのでお勧めです◎もし興味がありましたら「ライフスタイル改善の成果を導くエンパワーメントアプローチ」という本に、日本で唯一エビデンスが認められた栄養指導方法が記載されているので、一度手に取っていただければと思います。 能力が足りないわけではないです!誰でもコツさえつかめば、栄養指導はできるようになります。 そして患者さんは嘘をつくのではなく、無知なだけです。また、栄養指導の答えは患者さんが持っているので、どんどん引き出していきましょう。 長文になってしまい、すみません。またわからないことがありましたら、ご質問いただければと思います(^_^)

2021/08/18
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https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kensui/ei_syo/youzi.html https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/kenkokyoiku21-6.html URL追記します。

2021/05/31
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なるほど…確かに年齢的にお若いですもんね。 ただ、若いからこそ、100年生きられる時代だからこそ、腎臓を大事に守ってあげてほしいと思います。 ふぁいばーさんがすでにやられているかもしれませんが、体型と腎臓を守ること、どちらが大事かを視点を変えてお伝えし続けるしかないように思います。今、〇〇さんの腎機機能はここらへんにいます、と糸球体濾過量の図を見せて、腎臓の機能が落ちてしまうと二度と回復することはありません。とか、〇〇さんの腎臓を守ってあげたいと思うのですが、どのようにしたら腎臓を守ってあげられると思いますか?とか、問いかけを行うと患者さんの考えがわかるかもしれません。あとは、5年後、10年後、どのように過ごしていきたいですか、どのように腎臓と向き合っていきたいと思いますか、とかも有効です。患者さんによっては、病態の理解がないせいで、間違った行動をとってしまう方もいるので、客観的に淡々と腎臓について詳しくお伝えすると患者さんに響くと思います。(医療従事者としては、まだお若いのに腎機能が低くくてとても心配!今すぐ筋トレやめさせなきゃ!と思うとその気持ちばかりが先走って患者さんもむきになってしまうこともあります) あとは、今の体型は太りすぎず、やせすぎずで腎臓にはすごくいい体重なんですよ!なかなかできることじゃないですよ!とべた褒めするのも有効かと思います。 筋トレしても、筋肉の材料になるたんぱく質を摂らないと筋肉にならないんですよ~とかエネルギーが足りないと〇〇さんの筋肉を削ってエネルギーを作り出すことになってしまいますよ~とか、管理栄養士ならではのアドバイスはいかがでしょうか。 いつも栄養指導に行き詰ったときに、「患者さん自身がいつも答えを持っている」という恩師からの教えを思い出します。諦めずに患者さんと話し合うことで、解決の糸口が見つかります。 既にやられていることばかりでしたらすみません。ご参考になれば幸いです。

2021/03/11
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基本的にはネットで検索すると、PDFをダウンロードできます!糖尿病診療ガイドライン2019や、食事摂取基準2020などは印刷して通勤時間などに読んでます!(だらだら読むと飽きてしまうため笑)どうしてもネットにないものだけ購入しています。

2021/02/15
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そのようなご事情があったのですね。私も指導を始めたころは全く自信ありませんでしたが、SILEを知ってからは自信をもって指導できるようになりました。栄養指導で自信がついたら、患者さんに「もしよろしけば、何十年と継続している食習慣を変えることは難しいので、1.2か月後に栄養相談を受けてみませんか」や、「継続の栄養相談を希望する際は、Drにお伝えください」などと言って、継続をご案内してました。 栄養指導で結果を出すと、患者さんからすごく喜ばれます。最初は大変ですが、やればやるほど実力がつきます。誰でもできる簡単なテクニックなので、是非anysisさんにも習得していただきたいです(^_^)

2020/11/16
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1回きりの栄養指導ですべてを伝えるのはとても難しいと思いますし、1時間以上かかって当たり前だと思います。1回で栄養指導が終わってしまうのは何か理由がありますか?人間なので、一度にすべて伝えても結局患者さんには伝わらない&実行できないので、栄養士としての評価は下がってしまうと思います…(anysisさんの栄養指導が悪いというわけではなく、そもそもやり方自体に無理があります。失礼な言い方でしたらごめんなさい。) もしクリニックで栄養指導されているのであれば、継続の栄養相談で点数も取れるし、医師の再診料も取れるし、採血することで点数も取れるし、患者さんとは定期的にあることで信頼関係がを築くことができ、数値が改善されるので、患者さん、医師、管理栄養士としてもwinwinだと思うのですが、いかかでしょう。一度医師に提案してみる価値はあるかと思いますよ(^_^) SILEという日本で唯一エビデンスのある栄養指導方法があるので、もしよかったら「ライフスタイル改善の成果を導くエンパワーメントアプローチ」という本を読んでみてください。そこに栄養指導の答えがすべて書いてあります。このやり方ですと、半年間で少なくとも3.4回は栄養指導するのですが、ほとんどの患者さんの検査数値が良くなります! 尿酸値が高いとのことなので、恐らくたんぱく質の過剰摂取か、果糖やショ糖などの過剰摂取の可能性があるので、まずはその改善を促すだけでもいいと思います。尿酸値の改善は遺伝的要素意外であれば、すごく簡単にできて結果がすぐ出ます!結果が出れば、患者さんとの信頼関係を築きやすいです。信頼関係が築けていないのと、お酒に対する本音もなかなか教えていただけないかもしれません… 色々口出ししてしまいました。応援してます!

2020/11/12
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私は意地悪な性格なので、患者さんのお手本のために院長やってみてください!って言っちゃいます〜 自分ができないことを患者さんに勧めるのは医療従事者として、無しですね。

2020/10/20
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大人は体を維持するためのエネルギーで足りますが、こどもの場合は体を維持するエネルギー+成長するためのエネルギーが必要で、さらに運動をしているともっとエネルギーが必要になります。なので、運動しているお子さんは、成長のピークが来たときにしっかり体を休ませてあげることが大事です!

2020/09/10
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夕食の時間は問題ないので、この方の場合は朝と昼の時間が短いことが高血糖を招いている可能性が高いと思います。最低でも4時間は開けたほうがいいです。また、夕食の時間は早いですが、朝ごはんは遅いので、普通であればお腹がすくのではないかと思います。そのあたりをしっかり患者さんに聞き取ったほうが良いと思います。就寝時間や起床時間、夕食後の飲食の有無、あめやガム、飲み物など、患者さんのことを丸ごと見ないと栄養指導することができません。 血糖値は食事の影響を受けやすいですが、生活リズムが乱れていることも高血糖の原因になります。 この方はまた栄養相談に来ていただけそうですか?特に薬局での栄養相談だと1度きりの栄養相談になってしまう可能性もあるので、患者さんが栄養相談で覚えたことを間違って認識し、それを続けることでかえって高血糖になってしまうリスクもあると思います。もし私が薬局の栄養士で、今後この患者さんが来ないかもしれないとわかっていたら、確実に血糖値が下がり、簡単で無理なく続けられることをお伝えします。 目標体重やエネルギー係数にどうして幅があると思いますか?私も栄養相談を始めたときは、どの数値を使うべきか悩んでいました。でも、その答えがわかったときにとてもすっきりしました。なので食事摂取基準2020と糖尿病のGLを最低5回読んでほしいと思います。

2020/09/09
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一般的に高尿酸血症といえば、肉類を習慣的に過剰摂取している可能性が高いですが、食べてないと言うことなので、消去法です! Dr.からの指示に尿酸値しか記載がなければ、中性脂肪や血糖が高い可能性は低いと思うので、脱水の可能性が高いかもしれません! 一度ガイドライン読まれてください!

2020/08/07
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横からすみません!私も大橋健先生のご講演を2度拝聴したことがあるのですが、とても刺激をもらいました。あんなに親身に患者さんのことを考えている先生がいるんだな、と思いました。 委託会社でのご苦労お察し致します。本当にお疲れ様です。私も会社では様々な問題があり、へこむこともありますが、いつも患者さんのありがとうの言葉にやる気をもらっています。管理栄養士の仕事は患者さんにとても喜ばれるすごい仕事だと思いますので、大変なこともあるかとは思いますが、応援してします!!!またいつでも相談してください!

2020/08/01
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はるさんコメントありがとうございます!いつもはるさんのコメント見て勉強させて頂いてるので、上記のコメントを頂き、嬉しいです! この本に書いてある通りに指導すると、みるみる患者さんがよくなるので、皆さんにも知って欲しいです〜!

2020/07/31
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私も最初の頃は傾聴するだけで大したアドバイスもできず、患者さんからお金を貰うのも申し訳ないくらいでした。模擬栄養指導練習、とてもいいと思います。私も毎回予習復習して、あの時はああ言えればよかったと反省する日々でした。継続できてもらえれば、前回言えなかったこともお伝えできるので、1回きりの栄養指導にならないことが大事かなと思います。(もし興味ありましたら、日本で唯一エビデンスのある栄養指導方法、sileという方法を調べてみて下さい。)またわからないことがありましたらいつでもご相談下さい(^_^)

2020/06/27
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お昼寝すごくしてるんですね!そしたらお昼寝やめるだけで血糖値改善する可能性高いので、仰るとおりレクへの参加を促して下さい。もしくは食後30分〜1時間後に血糖値のピークがくるので、そのタイミングで5分でも散歩をするとか。(こまめな運動でも血糖値が下がるというエビデンスあります)食事する→昼寝する→血糖値高いまま次の食事、という流れだと日中の血糖値はどんどん上がってしまいます。 血糖値が上がる理由は1つではありませんが、まずおやつ、ジュースの是正、主食の食べ過ぎがあれば是正(お代わりせずにお茶碗1杯なら食べてもok)をして、それでも血糖値が高ければ食事以外に原因がある可能性が高いです。 極端な糖質制限は脂質異常症、腎機能低下につながる可能性があるので、食事は減らさなくていいと思います!

2020/06/26
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最初のうちは、資料を作る時間もなかなか取れないと思うので、少しお金を出してもよければ、まずは既製品でいいと思います!日本家族計画協会というところでは、保健指導用の資料が有料で販売されているので、それを活用してもいいかもしれません。サンプルをネットで見ることができます。 あと、そもそも検査数値が読めないと栄養指導できません。足立佳代子先生の「検査数値に基づいた栄養指導」という本に、どのような食事を摂ればどの検査数値が変化するかが記載されているので、そちらもよければ見てみてください。 いつでも質問してください(^_^)

2020/06/24
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管理栄養士がしっかりと指導すれば結果も出るし、患者さんにも喜んでもらえる素敵な仕事だと思ってます! 今が一番大変な時期だと思いますが、どんどん勉強して、どんどん吸収してください!!!

2020/06/21
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私が担当している患者さんも、30回目の方とかいらっしゃいます笑 そうなると、世間話が大半になりますが、そこに栄養指導のヒントが見つかるときもあります。娘さんが里帰り出産で実家に戻ってきている、親の介護で忙しい、ご主人が倒れて入院している、風邪をひいたなど… そうなんですね、食生活はお変わりないですか?や、大変な中、食事療養に取り組んでくださったんですね。体重をキープされていて素晴らしいと思います! など、患者さんにとっては何気ないことでも、体重や検査数値は変化することがあります。 コロナの時期は、電車の中で咳がしづらいため、体にいいと思ってはちみつのど飴を食べて血糖値が上がってしまった方がいました。 あとは、栄養指導を何回か受けられて、検査数値が基準値まで改善された方には、このまま栄養指導を受けることもできますし、一度卒業してまた数値が悪化したらいつでも来てくださいとお伝えして継続指導を受けるかどうか選んでもらっています。(先生にも数値が悪化したら再度栄養指導に入れてもらえるようお伝えしてます。HbA1cであれば7%以上など基準を設けています) そうですね、医師の指示の元に指導するのは当然ですね…どこまではっきり言ってもいいかは、先生にもよるので臨機応変に対応してます。先生は〇〇さんのために厳しめに仰ってくれたのですが~と言うこともあります。あとは、患者様にこのようにお伝えしてもいいですか、と事前に先生に確認したり、このような認識で合っていますか?と質問をして、先生のお考えを伺った上で指導すればトラブルもないと思います。 栄養指導の実力が認められれば、食事のことは任せるよ、と言ってくれる先生もいらっしゃいますよ(^_^)

2020/06/02
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患者さんが知っているだろうと思い込んで話を進めてしまうのはとても怖いことだと思います。それは知らなかったでは済まないこともたくさんあります。 日本はヘルスリテラシーが低いため、言い方は悪いですが先生の言いなりになってしまうことがあります。本来であればその治療方法のいい点、悪い点を知った上で患者さんがより良いと思うものを選ぶ環境を作ることが医療従事者の努めだと思います。 医療従事者が話したことを、患者さんが理解できたかを確認する手法として「Teach Back」というテクニックがあります。栄養指導の最後に、「今お話したことを、奥さん(旦那さん)にどのようにお話ししますか?」と確認することで患者さんの理解度を確認することができます。私自身もこれはあまりできていないですが、時間に余裕があるときは練習すると少しずつできるようになるかと思います!

2020/06/01
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お返事が大変遅くなってしまい、申し訳ございません。 食事摂取基準は、厚生労働省のHPより印刷することができるので、私は1つの栄養素ごとに印刷して、電車の移動時間や栄養指導の待ち時間等で短時間で読んでます!どうしても分厚い冊子で読むと眠くなってしまうので… 「食事摂取基準2020の実践・運用」は購入したことがありません><参考にならずすみません。 小児科ですと、太田百合子先生という管理栄養士の方が有名で、何冊か離乳食の本を購入しました。「子どもの食と栄養」という本も太田百合子先生が携わっているのですが、乳幼児~学童期まで網羅されているのでバイブルとして読んでます。 研修会ですと、今はコロナの影響で中止になっていますが、ピジョンの医療従事者セミナーに参加していました。あと、母子保健指導部という保健指導のセミナーもおススメです!もし興味ありましたら、調べて頂けたらと思います。情報量多くてすみません。

2020/04/17
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少し前の私と似ていたのでコメントしてしまいました。 どうしてバランスよく食べなければいけないのか、理由を示してあげれば患者さんもきっとわかってくれると思います。糖尿病の方であれば、バランスの良い食事を摂るだけで血糖コントロールがよくなるので尚更納得してもらえます。 今の食事は何が多くて少ないのか患者さんはわかりません。特に肥満の方は過小申告する可能性が高いので、それを栄養士側で見抜かなければなりません。評価を怠る、もしくは過大評価、過小評価を見抜くことができなければ、患者さんを低栄養にしてしまう恐れがあります。それは栄養士としてあるまじきことだと思います。 食事記録を書くのが嫌だという患者さんもいるかと思いますが、簡単でいいので、と伝えます。また書いてきてくれたら、書いてきてくださって大変助かりますと一言言うと患者さんも書いてくれることが多いです。既に実践されていることもあるかと思いますが、参考になれば幸いです。

2019/06/05
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お返事が大変遅くなってしまい、申し訳ございません。 ご回答有難うございます。 回数制限があると思いこんでいましたが、目安であることをお母様方にお話ししたいと思います。追記拝読致しました。改めて母乳とミルクの違いについて知ることができました。有難うございます。

2018/06/29

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プロフィール

moga

  • [性別] 女性
  • [保有資格] 管理栄養士
  • [上記以外の資格] 糖尿病療養指導士、
  • [都道府県] 東京都
  • [現在の職場] 病院・クリニック
  • [過去経験のある職場]
    病院・クリニック
  • [実務経験年数] 1年以上5年未満
  • [自己紹介]
    好きなものを好きなだけ食べる★