こんばんは。
今日、調理員さんから教えていただいた言葉が自分の胸に響いたのので、こちらに投稿させていただきました。
事の発端は「ターミナルケア」の食事について。
調理業務を委託さんにお世話になっているので、施設の意向に対応していただける範囲はどこまでか、という相談をしていた時のことです。
昨年夏、ご主人を亡くされた調理員さんが、以下の内容を話してくださいました。
「人間は生まれたときに、神様から一生涯かけて食べる量というものを決められているらしい。
認知症になって食べたのに『食べていない』と言って食べ続けるばあちゃんは、「決められた食べる量」は多い人。
その方は寿命を自覚しているから急いで決められた量を食べようとする。
それを『さっき食べたでしょ?』と取り上げると、寿命とのミスマッチが起こり、混乱する。
食べたい時に食べたい量を食べることが大切らしい。
絶食が続いて水だけでも生き延びる人は、「決められた食べる量」は食べたのだけれども、寿命がより長かった人。
チューブで栄養剤を体に入れても受け付ける人と、受け付けない人の差も、「決められた量」によるものなんだって。」
この話を伺って、目からウロコでした。
当たり前の考え方で、私が無知すぎるだけかもしれませんが、衝撃的でした。
味の素のCMで「あなたは、あなたの食べたもので出来ている」
のフレーズを聞いた時と同じくらいの衝撃でした。
神様が決められた一生涯で食べる量に逆らわず、したがって行きたいと思いました。
食べたくない=食べるべき量を食べきった・・・無理な食事提供はしない。
食べたい=食べる量に達していない・・・どんな状況でも工夫を重ねて食べていただけるように努める。
「神様」がいるのかいないのか、それ自体は個人の信仰があることだから、言葉として書き込んでよいか迷いましたが、調理員さんの言葉をそのまま活字にさせていただいています。
みなさんに何かアドバイスを求めることにしようすべき投稿欄に、自分の日記のような記載を申し訳ありませんでした。
読んでいただきありがとうございました。
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